ウザワシステム教育研究所 の鵜沢 戸久子です。
私が教育で一番頼りにしているものは人間の「潜在力」なのかもしれない、
とこの頃よく思います。
先生たちが懇切丁寧に生徒を教えても中々効果が上がらないのは、
多分先生たちが生徒の潜在力をカウントしていないからではないでしょうか。
簡単に言えば、「分からなくても分かっている、」という感覚がなく、
その場で分からないことはすべてゼロだと考えて心配してしまうのではないでしょうか。
私は子供たちは我々教師よりはるかに賢い、と思っています。
子供の潜在力に100%の信頼をもって臨むと生徒たちは驚くような力を発揮します。
英検はその最たるものですし、日ごろの授業でも、良くできる、と始終感心しています
(こちらがやらせていてよくできると感心しているのですから世話はありませんが。)
ちょっとしたヒントを与えると正しい答えを出すのを見ると、
思わず「よくわかったねー!」と言ってしまいます。
一度でも脳に情報として入ったものは決して消えることはない、と信じています。
どこには出口はないのですから。きっと脳の奥深くに刻まれているはずです。
中学受験に入る前の4年生に日本史を教えたことがあります。
受験することが分かっていましたし、社会、特に歴史が大変だろうと予測して、
国語の後、週に40分くらいだけ、社会をやりました。
地理は一応かなりできましたが、歴史は子供たちにとって初めての知識なので、
中々興味も示さず、ただテキストを淡々を読んでいきました。
室町時代までなんとか進んだところで終わりになりましたが、
室町まではまず一回は入った、と思いました。
今その生徒が受験塾で日本史に入りました。
歴史になったところ、なんとなくよく出来ていましたが、
戦国時代に入ったら途端に固有名詞などを覚えることが大変になってきた、
とお母さんから聞きました。
「ウザワでやったことがやっぱりどこかに入っていたのでしょうね、
これからは初めてのものばかりで大変でしょう」とのこと.
もちろん本人にはあまりその意識はありません。
だから潜在力ということですが。
なんでもいい、たくさんの知識をとにかく一度は脳に入れておきたい、
といつも考えています。
子供たちの脳の柔らかさに全幅の信頼を置いていますので、
小学校の英語の教材にも世界地理を入れたり、
中高の英語教材にも英語だけでなく内容を重視して
あらゆる分野の知識を入れ込むようにしています。
学年が進んで難しいものに接してもどこか親しい感じ、
どこかで知っている感じがしたらいいなぁ、と願いながら。
「日本人の小学生に100%英語をマスターさせる法」 鵜沢 戸久子著 フォレスト出版
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