こんにちは。
ウザワシステム教育研究所 の鵜沢 戸久子です。
今小学生のどのクラスにもこの質問をしています。
入会間もない生徒たちはほとんどが「毎日10個ずつ覚える」と言います。
でもウザワ暦が長い生徒たちは「だいたい覚えて繰り返す」といいます。
よく脳の仕組みを理解している、よく育ててきた、と内心にんまりします。
これは勉強の本質を示唆する問題です。
よく、「毎日10個ずつ単語を覚えなさい、そうすれば一年間で3600語も覚えることができる」と言って、
毎日単語テストをする学校があります。
「この計算に間違いがあるけど、わかる?」と小学生にききましたら、
「忘れる分が入っていない、」と即座に返事がありました。
そうなのです。
人間の脳は10ずつを覚えて積み重ねるようにはできていません。
多分毎日10ずつ覚えても、10日後のテストでは始めの10個と昨日覚えた10個しか覚えていないでしょう。
正解は「毎日ただ淡々とひたすら読みながら書く、それを4回くらい繰り返えす」ということです。
これで満点は取れなくても合格点はとれます。
そしてテストの点数より良いことには、テストの後も覚えていて自分のものになる漢字がたくさ増えることです。
何事でも「だいたいやって、繰り返す、そしてある時に意識して覚えてみる」この方法で勉強すれば、
脳は痛まないで、多くの知識を自分のものにすることができます。
今週が発表会前最後の週です。
たくさんあるせりふを最初から完全に覚えていこう、としている生徒がちらちらあるので、今こんな話をしています。
一日1回テキストはみないでCDをかけること、そして自分のせりふをしっかり1回読むこと、
これだけすれば、自然に一つのお話しが丸ごと8割は入ります。
その上で、授業で2,3回劇練習をし、少し頑張って自分のせりふを意識して覚えようとすれば、
発表会では見事に自分のせりふを言うことができます。
せりふだけではありません。
もっと大事なことですが、劇で的確に動くことができます。
講師はいつも陰で小声で支えます。
CDが流れている生徒はそれに乗って自然にせりふを言います。
無理にせりふを暗記してきた生徒は講師の助けに乗ることが出来ず、つかえると詰まって出てきません。
劇の動きもできません。
無理して全部せりふを覚えても残るものはほんの少しです。
ウザワに長い生徒たちは身体でこの原理を知っていますが、
新たしい生徒さんが多いので今一生懸命話しかけています。
この脳の原理を会得しておけば将来に渉ってどんなに得するか分かりませんから。
「日本人の小学生に100%英語をマスターさせる法」 鵜沢 戸久子著 フォレスト出版
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コメント:1
- かずっち 11-03-01 (火) 11:57
-
中学生です。
>毎日ただ淡々とひたすら読みながら書く、それを4回くらい繰り返えす
わかりました。実践します。
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