こんにちは!
ウザワシステム教育研究所 の鵜沢 戸久子です。
今日もまた、A君が疲れ果てた顔をして入ってきました。
彼は中3になってから入会したとても勉強熱心なまじめな生徒です。
彼の部活は猛烈で、一年中ほとんど休みがありません。
しかも部員は100名もいて、レギュラーになる可能性は限りなくゼロに近いのです。
休日の日、今日は元気に現れるかと思っていると、やはり疲れて来ました。
今日は試合だけでなく、そのあとも練習があった、と言います。
ほとんど十分な睡眠時間もとれず、5時間とれればいい、と言います。
彼は丈夫なので塾も頑張っているわけですが、弱い子は大変だ、と言っていました。
「お父さん、お母さんで、学校に文句つけてくれる人がいればいいのにね」と云いましたら
「本当にね、だけどだれも何も言わない」といいました。
向学心が旺盛なのに、部活に時間を取られ、思うように勉強できないで苦労している生徒は他にもたくさんいます。
一度入ってしまったら、そろそろ受験に向けて勉強したいと思っても、抜けることができないようです。
友達もいなくなってしまうし、自分自身、続けられなかったという悔いが残るのでしょう。
中高生が部活を一生懸命やること自体は大変よいことです。
しかし、何事も程度があります。
今の部活は明らかに度を越しています。
どうやらこの「部活」というのは日本独特のもののようで、他の国の人々には理解してもらえません。
もしかして東京の学校特有でしょうか。
一年中休みがないという部活は当たり前で、家族旅行もできない、と言っている生徒もいます。
学校は部活をどのように位置づけているのでしょうか。
一週間に3回、どんなに多くても4回までにすべきだと思います。
例え試合前でも。
時間させかければよい結果がでるものではありません。
かつて未熟な教師だった頃、テスト前になると11時までとか、日曜日も教えていました。
結果は生徒がギリギリまで甘えて勉強しないという現象になりました。
部活も同じことが言えると思います。
時間と量をやればよい結果が出るというのも教育に於ける大きな錯覚です。
人間はそんなに単純ではありません。
「過ぎたるは及ばざるがごとし」というではありませんか。
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