こんにちは!
ウザワシステム教育研究所 の鵜沢 戸久子です。
今週のアエラの養老孟司先生のコラムにこんな題をみつけました。
「先生の論文の書き方が独特の形式だ」とアメリカの学者に言われたそうです。
先生はトガリネズミの鼻の末端神経の論文で、まず鼻全体を、それから鼻の輪切りを、
そしてその中の毛の毛根部分の拡大写真を出したそうですが、
アメリカの学者ならその末端部分だけあればいい、と考えると書いてありました。
「全体から何かを見つけていくのは日本人の構築性なのだ、」とのこと。
なるほど、日本の近代教育はほとんど西洋の手法なので、それで日本人には合わない、
部分重視の教育が、アメリカ占領以来、ずーと今でも行われているのか!!とある納得がありました。![]()
教育が子供の人間全体を扱うものだ、ということに異論がないなら、教育こそ、「大」から「小」へ、
私のことばで言えば「全体」から「個」へ、のプロセスを取るべきでしょう。
第二次世界大戦に敗北してもう70年です。
いい加減に日本本来の教育を取り戻す時期ではないでしょうか ![]()
それとも悲しいことにそれはもう消えてしまったのでしょうか。 ![]()
今日、ご承知のように西欧文明は色々な点で、特に人間のメンタルな部分で、行き詰っています。
だからこそ欧米は今東洋に目を向けています。
人間が総体である事実を考えれば、今こそ教育には「大」から「小」へ、
「全体」から「個」へ、のプロセスが絶対に必要です。
近所の小学校が、小3から算数を三つのレベルにわけるそうです。
学校、特に公立校における能力別クラスほどひどい教育的な差別はない、
と常日頃から義憤を感じています。
これは憲法違反です。![]()
理解できない生徒がいたら、みんなが理解する算数の授業の方法を考えるべきで、
安易にレベル分けをするべきではないと思っています。
小3でレベル分けをされたら下のクラスの生徒は一生数学が苦手になるでしょう。
数学が得意になる可能性が100%あるというのに‥‥。
かつて数学が苦手で志望高校に入れなかった生徒がいました。
私は「数学を人から教えてもらおうとしているからできない、
大きな一問を一週間でも二週間でも考えれば類似問題は1000題でもできる、」とアドバイスしました。
彼は結局友達から数学の天才と呼ばれるようになり慶応の数学に行きました。
もし彼が今小学生だったらきっと数学に対して、そして勉強全般、ひいては自分自身について、
劣等感をもって一生終ることになるでしょう。
ウザワの算数は得意な生徒も不得意な生徒もみんな一緒です。
それでそれぞれが伸びています。
小3で1+1が時々分からなくなる生徒も二桁三桁の掛け算をこなし、二桁の割り算をしています。
文章題も図形もできます。
5桁の足し、引きもこなします。
これが「大」から「小」への教育法です。
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