こんにちは!
ウザワシステム教育研究所 の鵜沢 戸久子です。
今週の日曜日は小学生の発表会です。
英語が主ですが、国語のクラスも授業で音読している古典と漢文の暗記をします。
もう二年間古典と漢文の暗誦をやってきた小2の生徒たちは、たくさん覚えているので、
あれもこれもやりたがり、嬉しい悲鳴です。![]()
さて今回、生徒の発案で(これも嬉しい現象でしたが)、
それぞれ好きな百人一首を一首ずつ暗誦することになりましたが、
中にまだ一つも覚えていない生徒がいました。
覚えやすそうな歌を教えたところ、ほんの2,3分できれいに覚えてしまいました。![]()
どの生徒もまったく簡単に覚えます。
まるで脳の中に古典の木が生えているみたいです。![]()
たまたま中学生で小学生の頃から古典が好きだった生徒がいて、
その生徒はほとんど勉強しないで、古典は一番だった、と言っていました。
私も古典漢文が大好きだったので、学校のテストも大学受験でもほとんど勉強しなくてもよい点数がとれました。
これは小さい時に英語圏にいた帰国子女が、何故よい英語教育に出会うと急速に英語力をつけるのか、
という問題と、同じ根にあるように思われます。
ふとイメージしたのですが、小さい頃にたくさん英語音をきいていた帰国子女、
そしてたくさんの古典や漢文を音読してきたウザワの生徒たち、その脳の中には、
ことばのいわば「卵」、お魚やオタマジャクシの卵のような、繋がっている卵、が生まれていると思いました。![]()
これらの卵は適切な刺激がないと卵のままで終ってしまい、役に立つことはありません。
でもいつか的確な刺激があると、卵は本当の、使える「ことば」に孵化するのではないでしょうか。
そして一つ孵化すると連鎖的に次々と孵っていく様子をイメージしてしまいます。
帰国子女でもまったく英語が出来なかった生徒がウザワで音を刺激されると起こる現象、
たくさんの卵が一斉に孵化して、使える英語に転換し、ほんの一年で高い英語力を習得してしまうと思えます。
百人一首を一首ずつ覚えていくのは大変です。
そして覚えてもすぐ忘れます。
でも古典の卵が孵り始めるとそれはもうあっという間に覚えていき、忘れることも少ないようです。
考えてみれば、子どもがある時期、3才~5才頃に、爆発的に言葉を発して使い始めるのも、
生まれたときから作ってきたたくさんの言葉の卵が一斉に孵化し始めるからでしょうね。
言うまでもありませんが、言語の音は単に音だけということはありえず、その意味がちゃんとくっついているから、
立派なことばに孵化するわけです。![]()
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