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国際成人力調査で判明した日本人の社会適応能力の高さ

OECD(経済協力開発機構)が2013年10月8日に公表した「国際成人力調査(PIAAC・ピアック」によると、日本は他の国よりも社会適応能力が高いことが分かりました。

「国際成人力調査」は今回初めて実施された調査であるため、これまでになかったデータが得られました。

「国際成人力調査」において日本は国別平均点が最も高く、社会適応能力が平均して高い国であることが分かりました。

今回の調査ではコニュニケーション能力などの項目がなかったことも日本にとって優位に働いたことは否めないものの、社会適応能力の高さは日本が教育水準の高い国であることの表れでもあります。

読解力の調査では大卒者の平均が297点であるのに対し、日本の大卒者の平均は313点と平均を上回っています。

高卒者は272点が平均ですが、日本は289点と高卒者も平均を上回っており、中卒者の平均が246点であるのに対し、日本は270点と大卒、高卒、中卒いずれも平均を上回る結果となっています。

日本の中卒者の読解力はアメリカやドイツの高卒者を上回っていることも分かりました。

日本では高校や大学に進学していなくとも、世界的な平均を上回る読解力や社会適応能力を身につけているのです。

グローバルな視点から見ても日本人の社会適応能力は非常に高く、他国よりも初期教育が充実していると言えます。

他の項目の調査結果も非常に興味深く、数的思考力の調査では、平均的に30歳前後までがピークとなって下降していくことが分かりましたが、日本は55~59歳でも思考力の衰えが緩やかであるため、定年に近い年齢になってもそれほど能力は衰えないようです。

日本では学校だけでなく、卒業して就職した後も会社などで何らかの教育を受ける機会が多く、定職に就いていない人も習い事や趣味で社会と接する機会が多いため、基礎学力を維持する能力が高いと分析されています。

学校教育だけでなく、社会に出てからも学ぶことが多いため、基礎学力を維持することが出来るのですね。

日本人はコニュニケーションが苦手であるという課題もありますが、社会適応能力が高いのでコニュニケーション能力を向上出来るポテンシャルは充分に備えていると言えます。

こうした調査結果を見ると、なんだか自信が湧いてきますね。

分暑い参考書より薄めの参考書を選ぶ方がいい理由

受験勉強のために参考書を購入する際、分厚い参考書ではなく薄めの参考書を複数購入しましょう。

今回は薄めの参考書を選ぶ方がいい理由を解説したいと思います。

分厚い参考書は最後までやると決めてモチベーションが高い時は持続して勉強出来ますが、何しろページ数が多いので最後までやり切るにはかなり時間がかかります。

ゴールまでが遠いので途中でやめてしまう可能性が高まり、せっかく購入した参考書を最後までやりきれなかったという経験をしたことがある方は多いのではないでしょうか。

購入した際は高いモチベーションを持っていますが、やはりゴールが遠いとしんどくなってくるものです。

ですので薄い参考書を複数購入し、ひとつひとつの参考書をクリアしていきましょう。

ひとつの参考書を最後までやりきれば達成感が得られますし、ゴールまでが近いのであとちょっと頑張ろうという気持ちが湧いてきます。

最後までやりきれない分厚い参考書を購入するよりも、最後までやりきれる薄い参考書を複数購入する方が力になります。

参考書を今までやりきったことがないという方は、薄めの参考書をひとつ選んで最後までやりきってみましょう。

そうするとやりきったという達成感だけでなく、次の参考書もやりきる自信が得られます。

勉強を継続することが大切ですので、途中で挫折しそうな分厚い参考書よりも薄い参考書の方が継続することが出来ます。

全てを網羅している参考書を探してしまいがちですが、そういった参考書はないですし情報量が多すぎると分厚くなり結局最後までやりきれない参考書になってしまいます。

自分の学習ノートを作成する場合、参考書ごとにまとめやすいので後で見返す時に分かりやすいというメリットもあります。

もちろん分厚い参考書も内容的には役立ちますし、最後までやりきれるなら分厚い参考書でも全然問題ありません。

薄い参考書を選ぶのは継続して勉強するためのひとつの方法ですので、自分に合った参考書を選ぶことが大切です。

分厚い参考書は見るだけで気構えてしまいがちですので、クリア出来る薄めの参考書を選ぶのもひとつの勉強法です。

英語は好きだけど留学には消極的という傾向

文部科学省は全国学力テストと共に、英語の勉強と留学に関する児童生徒アンケートを実施しました。

アンケートによると英語を学習するのが好きと答えた小6は76%となっており、中3は53%と小6よりも2割ほど下がっています。

中3になると受験のための英語が入ってくるので、英語を学習する楽しさが下がってしまうのかもしれませんね。

将来海外留学したいかどうかについてのアンケートでは、「したい」と答えた小中学生は共に30%台という結果になりました。

3割の小中学生は海外留学に対して前向きに考えていますが、7割の小中学生が海外留学に対して消極的であるようです。

外国人と友達になりたい、外国のことをもっと知りたいかどうかのアンケートに対しては、小6は71%、中3は61%と海外留学に比べて肯定的な回答が返ってきました。

海外留学に対しては消極的ですが、外国に対する関心や知りたいという気持ちは高いようです。

このアンケート結果から、英語を学ぶのは楽しい、外国のことをもっと知りたいけれど、海外留学には消極的であるという傾向が強いことが分かりました。

英語や外国に対して関心はあるものの、実際に留学することはあまり考えていないという傾向は大学生だけでなく小中学生の時点からの傾向であると言えます。

英語の学習が好きと答えた児童が多かったので悲観的にならず、もっと海外留学の魅力や世界に視野を広げることの楽しさを伝えていくことが必要だと感じます。

外国人と友達になりたい、外国のことをもっと知りたいと答えた小中学生は半数以上を占めていますので、積極的な海外留学の後押しはまだまだこれからだとも言えます。

小中学生だと具体的に海外留学をするというビジョンがまだ持ちにくいということもありますし、具体的な海外留学の内容をよく知らないことも要因と考えられますので、海外留学について教える機会を設けることが必要であると感じます。

将来の海外留学を目標にすることで英語に対する学習意欲、モチベーションが高まることが期待されます。

英語の学習だけでなく、海外の魅力や文化を教えていくことで海外留学を前向きに考えてくれればと思います。

求められる特別支援教育の充実と教員の養成

特別支援学校はここ数年で増加する一方、特別支援学校教員の免許状を取得している教員が少ないという課題を抱えています。

少子化に伴って学校の統廃合や学級数の減少が進む中、自閉症、アスペルガー症候群、学習障害、広汎性発達障害、注意欠陥多動性障害といった発達障害も特別支援教育の対象となったことで、一人ひとり異なる障害に合わせた教育が出来る特別支援学校が求められる傾向が強くなり、より特別支援教育の充実が求められるようになりました。

特別支援学校教員の免許状は平成17年に盲・聾・養護学校教諭、特殊教育教諭の免許状が再編成され、特別支援学校教諭、特別支援学校自立教科教諭、特別支援学校自立活動教諭の3つの種類に分かれています。

特別支援学校教諭は視覚障害者、聴覚障害者、知的障害者、肢体不自由者、病弱者(身体虚弱者)の5つの教育領域に分かれています。

特別支援学校自立教科教諭は音楽、理容、理療、理学療法、特殊技芸の5つの教科、特別支援学校自立活動教諭は視覚障害教育、聴覚障害教育、肢体不自由教育、言語障害教育4つの領域を対象としています。

これらの特別支援学校教諭の免許状を持っている特別支援学校の教員は約70%で、残りの約30%は通常の免許状を持っている教員です。

特別支援学校教諭の免許を持っていなくとも教えることが出来ますし、特別支援学校で教える際は研修を受けることになっていますが、特別支援教育に関しては専門知識が求められるため、特別支援学校の増加に伴って特別支援学校教諭の免許状の取得率の増加も求められます。

特別支援学校だけでなく通常の学校においても発達障害に対する正しい知識が求められるため、特別支援教育に関する研修の充実と専門知識を有する教員の養成が現在の課題と言えます。

特別支援学校は年々増加しているため、特別支援教育に対する理解を深め、専門知識を有する教員の増員が急がれます。

一人ひとりに合わせたきめ細かな教育が求められるため、特別支援学校教諭の免許状の取得率を向上出来るような制度や支援が今後必要になると言えます。

モンテッソーリ教育とは?~モンテッソーリ教育の目的

世界には様々な教育法が存在しますが、日本でもおなじみなのがモンテッソーリ教育ではないでしょうか。

赤ちゃんの頃から幼児期まで行う教育法だと認識されがちですが、モンテッソーリ教育の終了は24歳で、海外ではモンテッソーリ教育を行っているのは幼稚園だけでなく小学校、中学校、高校なども多くみられます。

日本でも、小学校でモンテッソーリ教育を取り入れているところがいくつもありますよね。では、モンテッソーリ教育とはいったい何なのでしょうか?

教育に関する知識として、今回はモンテッソーリ教育についてご紹介したいと思います。

モンテッソーリ教育を考案したのは、イタリア・ローマの精神病院で働いていたマリア・モンテッソーリです。モンテッソーリ教育は、知的障害児への感覚教育法として知的水準を上げる効果をみせました。

この独特な教育法は、1907年、ローマに誕生した「子供の家」でその効果を発揮し、瞬く間に欧米を中心に世界へ広がっていきました。特にアメリカでは2度にわたって大ブームが起こり、アメリカ全土にモンテッソーリ教育法が普及。私立をはじめ、数百の公立学校でもプログラムが導入されています。

日本では、1960年代にモンテッソーリプログラムを導入する幼稚園が誕生。専門に行う「子供の家」も創設されました。

モンテッソーリ教育の基本は、「子どもは自ら成長し、発達する力をもって生まれてくる。大人はその要求をくみ取り、自由を保障し、子どもたちの自発的な活動を援助する存在に徹しなければならない」という考えに基づいています。

この教育では、それぞれの発達段階である子どもたちを援助し、自立し、責任感と他人への思いやりをもった人間に育てることを目的としています。その目標を達成させるために、モンテッソーリは多くの子どもたちを観察し、そこから教育法を構成していき、独特な教育法の開発となったのです。

モンテッソーリ教育の正しさは、大脳生理学、心理学、教育学などの成果によって証明されています。

中学入学までに知っておきたい、小学校との違い

そろそろ入学への準備を始めているご家庭も多いでしょう。

今までいた環境との違いに戸惑うことが多いため、入学前にその違いを知っておいた方が余裕をもって学校生活をおくることができます。

特に、小学校と中学校の差は顕著。中学に入学する前に知っておきたい、小学校との違いをご紹介します。

まず、「算数」が「数学」になります。

理科や社会などは、極端にいえば授業をしっかり聞き、予習復習もきちんと行っていれば問題ないのですが、数学は算数の基礎ができていなければ授業についていくことはできません。算数が苦手な人は、中学に入学する前に苦手を克服しておいた方がいいでしょう。

また、知っておきたいのは、成績に大きな差が生まれるのは、2年生になってからということです。

1年生のうちは、それほど難しくはありません。しかし、特に数学や英語は2年生になってから一気に難しくなります。

そのため、1年生のうちは基礎を確実に習得することを目標にしましょう。学習習慣を身に付け、普段から勉強しておくことが大切です。

普段勉強をせず、定期テスト前だけに詰め込み勉強をしたとしても、1年生のうちはきっと点数をとれると思います。しかし、数学や英語のように積み重ねが必要な教科では、すぐにボロが出ます。そのようなことにならないよう、1年生の時から学習習慣をつけるようにしましょう。

数学や英語だけでなく、理科や社会のようにたくさんのことを憶えなければいけない教科もあります。いざ受験勉強の時に、1年生の時勉強した内容を全く憶えていない、ということのないようにしましょう。

学習習慣をつけるためには、まずは目標をつくることが大事。

目標をたてただけでは自分で勉強が開始できないという人は、塾や家庭教師を検討してもいいでしょう。

また、部活に打ち込みすぎると成績にも大きな差が出てしまいます。部活に打ち込むことは、学生時代にしかできない貴重な体験。部活に一生懸命になりながらも、少しの時間を利用して勉強する時間をつくるべきなのです。

この積み重ねをするとしないとでは、受験前の安心感が全く違うといえるでしょう。

とはいえ、新しい環境に慣れることがまずは大切。先のことも考えながら、新生活に少しずつ慣れていきましょう。

歴史を得意分野にするための勉強法

社会に苦手意識を持っている方は、勉強方法を見直してみるといいかもしれません。

社会の勉強を、どのように行っていますか?社会は、記憶しなければいけないことがたくさんあります。

ただし、記憶力も大切ですが、ただワードを暗記するだけでは、社会は得意にはなりません。定期テストのためだけの勉強方法でしたら丸暗記だけでも対応できるのですが、その場しのぎの暗記では、毎回のテスト勉強が大変辛いものになってしまいます。

社会を得意な科目にするためには、つながりを考えることが大切です。歴史上の人物の名前を憶えたら、ただ何をした人なのかも暗記するだけでなく、どうしてそのようなことが行われたのか、それを行うことによってどうなったのか、そしてその後それを改善するための人は現れなかったか…と、つながりや背景も知識として取り入れていきます。

また、憶えることが苦手な人は、教科書を読み、大切なところをノートに書きだすだけではなかなか伸びません。

まずは、時代ごとに、一番重要となる事柄や人物を抜き出してみましょう。

それをノートにまとめるのですが、まとめる時はなるべくコンパクトにまとめるようにしましょう。その時代はどうやって始まって、何が最も大切で、そしてどのようにして時代が終わったのかをまとめます。

憶えることが苦手な人は、ついつい細かいことまでメモしてまとめたくなってしまうものですが、細かいところは不要です。最初は大ざっぱでいいので、流れだけはつかむようにします。

こうして、時代の流れを記したノートができあがります。ノートができあがったら何度も読みこみ、流れを把握するようにしましょう。そして時代の流れが把握できたら、細かいところも徐々に付けたしていきます。

あとは、問題集を解きながら足りなかったところを更に付けたしていきます。

歴史の勉強をする上で重要なのは、「流れをつかむこと」。これさえうまくいけば、あとはスムーズに頭に入ってくるはずです。

学校週6制が復活?期待できることと問題点

公立小中高校で、土曜日も授業を行う週6制の復活が検討されています。

2002年4月から週5日制が完全実施されていましたが、どのような理由で6日制の復活が検討されたのでしょうか?

一番は、「ゆとり教育」からの脱却でしょう。詰め込み型の教育に対する改革として、80年代から徐々にゆとりをうたった教育が実施されてきましたが、この流れの中で土曜日の授業を削る週5日制が導入されました。

しかし、ゆとり教育が始まってからまもなく、ゆとりによる学力低下が指摘されるようになりました。実際に、PISAにおける日本の順位も下降していきました。

この現状から脱却するために、授業時間数や授業の内容を改善した新学習指導要領がすでに完全実施されていますが、その流れから「週6日制」が検討されるようになったのです。

週6日に戻すことによって、授業時間は確保でき、内容も充実するでしょう。

しかし問題は、土曜日を授業にすることで、学力低下は本当に改善されるのか、ということです。

現在の子どもたちを見ると、学ぶ意欲を持てずにいる子どもが多いといえるでしょう。土曜日を授業にすることによって、余計に意欲を持てなくなる子どもが増えるのではないかという懸念があり、6日制を復活させるよりも、教員の質や指導力の向上に力を入れた方がいいのではないかという声も多いのです。

以下、産経ニュースによるアンケートを抜粋します。

■賛成意見

東京・男性会社員(43)「昔は土曜日も授業があったので問題ないと思う」

北海道・男性教師(39)「授業・校務・会議がびっしりで、教材研究や生徒との時間がなかなかとれない。それなら6日制で生徒と向き合うための時間が取れる方がよい」

岐阜・男性教師(54)「かつての学校では、半ドンの土曜日が子供にとっても大人にとってもゆるやかに流れる1日だった」

大阪・男性会社員(42)「週5日制では時間が足りない。だからこそ塾がもうかっている。それは塾の月謝を払うことが難しい家庭の子供ほど、勉強の機会が奪われていることを意味する」

■反対意見

千葉・男性会社員(39)「日数増でなく、質の向上を考えるべきだ。土曜日にわざわざ学校に閉じ込める必要はない」

神奈川・女性教師(28)「教師に余裕がない中で、制度だけ変えても学力は向上しない」

東京・女性会社員(35)「小学生の娘が『レクリエーション的な授業が多すぎる』と言っている。行事や無駄な授業を削って勉強に当てればよい」

和歌山・女子高校生(17)「子供の学力は教師の指導方法が最も関与しているのではないか。財政難の中での増員は厳しく、そういう時こそ地域との連携が重要で、家庭、地域、PTAの方々に協力してもらうのがよいと思う」

徳島・男性公務員(40)「一般の仕事も週休2日が多くなる中で、学生だけを週休1日にするのは時勢に反している」

大阪・女性教師(56)「教員の数、勤務時間、だんだん少なくなる保護者とのふれあいの時間など解決しなければならない状況を放っておいて、まず授業ありきは疑問だ」

↑ココまで

保護者の世代には、週6制で学んできた方も多いため、賛成意見も多いのですが、反対意見も多数。

こういった保護者の声を参考に、週6制の復活について入念に検討してもらいたいですね。

参考:http://sankei.jp.msn.com/life/news/130208/edc13020807320001-n1.htm

「国際数学・理科教育動向調査」の結果とこれからの課題

小学4年生と中学2年生を対象に、2011年に行われた国際数学・理科教育動向調査(TIMSS)の結果が、昨年12月に発表されました。

国際数学・理科教育動向調査とは、国際教育到達度評価会(IEA)が行う小・中学校を対象とした国際比較教育調査です。

これは、学校教育で得た知識や技能がどれだけ習得されているかを調査するもので、「初等中等教育段階における算数・数学及び理科の教育到達度を国際的な尺度によって測定し、児童・生徒の環境条件等の諸要因との関係を参加国間におけるそれらの違いを利用して組織的に研究することにある」と、調査目的を定義しています。

調査内容としては、算数・数学、理科の問題と、アンケートで実施。アンケートを教師にも行うことで、指導方法や教師の資質、児童・生徒の学習環境条件などの関係性が明らかになり、どのように指導し、どのように習得したのかが調査できるというわけです。

調査は4年ごとに行われますが、2011年に行われた調査では、前回の調査に比べ、中2の数学と理科は横ばい。しかし、小4の算数と理科で平均点が10点以上上昇し、過去最高得点で学力が向上していることがわかりました。

その反面、アンケートでは小4、中2ともに「勉強が好き」と答えた生徒・児童は国際平均を大きく下回り、課題は改善されていません。

「算数が好きだ」と答えた小4は、「強くそう思う」「そう思う」を合わせて国際平均81.4%より15ポイント以上も低い65.9%。

「数学を使うことが含まれる職業につきたい」と答えた中2は国際平均51.6%よりも約34ポイント低い17.9%。

「理科を使うことが含まれる職業につきたい」と答えた中2は国際平均56.2%より約36ポイント低い20.3%。

脱ゆとり教育として、授業時間が増えたことが功を奏して学力向上という結果になりましたが、勉強に意欲的とは言い難いのが現状です。これからは、どのようにして意欲を向上させ、今学んでいることが将来につながるのだということを伝えていくのかが課題になるでしょう。

参考:http://mainichi.jp/feature/news/20121212ddm001100027000c.html

参考:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E6%95%B0%E5%AD%A6%E3%83%BB%E7%90%86%E7%A7%91%E6%95%99%E8%82%B2%E8%AA%BF%E6%9F%BB

入試本番!入試問題を配られたら…

入試問題が配られ、いよいよ試験開始です。

試験問題を開いたら、まずは慌てず、問題全体を眺めてみましょう。

何も考えずに問①から解こうとしていくと、時間配分で失敗する可能性があります。まずは冷静に問題全体を眺め、問題量の確認をし、時間配分をざっくりとでいいので考えていきます。

また、得意分野や、好きな範囲の問題があれば、そこからやっていくといいでしょう。最初から難しい問題でつまづいてしまうと、ペースが乱れてしまいます。

解いていって、予定していた時間配分をお幅に超えてしまいそうな問題や、難しくて解けそうにない問題があった場合は、躊躇せずに飛ばしていきましょう。最終的に時間が足りなくなり、解ける問題が解けなかった時ほど悔しいことはありません。

ここで注意したいのが、急がないこと。

急いで、問題文を読み飛ばしてしまうこともあります。焦ってしまうと、いい加減になってしまいますから、時間が迫っていても、とにかく問題文だけは冷静にゆっくりと読んでみましょう。設問の中に答えが隠れていることもありますので、じっくりと読んで損することはありません。

また、急いで字が汚くなることもあります。

自分では読める字でも、採点する人が読めなければ意味がありませんから、他人が読んでもわかるような字を書くようにしましょう。

また、自分でも読めない数字を書いて途中で計算間違いをしてしまうという残念すぎるミスも有り得ます。常に落ちついて、急がず取り組みましょう。

一通り問題を解いたら、必ず見直します。

この際、全て見直せれば一番良いのですが、もしも時間がない時には簡単な問題だけはチェックしておきましょう。簡単な問題の方が、時間がない見直しの中では間違いに気づく可能性が高いのです。

大勢の受験生がいますから、一点が命とりになることもあります。ですから、一点一点を大切にして、難しい問題があっても最後まであきらめず、粘り強く合格を目指しましょう。

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