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2013-05

アジアの大学ランキングと、これからの課題

前回、世界の大学ランキングをご紹介しましたが、4月11日に、英国のタイムズ・ハイアー・エデュケーション誌が、初めての「アジア大学ランキング(トップ100)」を発表しました。アジア諸国の他に、トルコと中東の大学も含まれているとのことです。

このランキングでは、教育・国際性・産学連携収入・研究・論文引用の5項目で、各項目を100点満点で評価して総合点を産出しています。

日本の大学は、トップ100に22大学がランクイン。気になるランキングをご紹介します!

1位 東京大学(日本)

2位 シンガポール大学(シンガポール)

3位 香港大学(香港)

4位 北京大学(中国)

5位 浦項科学技術大学(韓国)

6位 清華大学(中国)

7位 京都大学(日本)

8位 ソウル大学(韓国)

9位 科学技術の香港大学(香港)

10位 韓国科学技術院(韓国)

11位 南洋理工大学(シンガポール)

12位 香港中文大学(香港)

13位 東京工業大学(日本)

14位 国立台湾大学(台湾)

15位 ヘブライ大学(イスラエル)

15位 東北大学(日本)

17位 大阪大学(日本)

18位 テル・アビブ大学(イスラエル)

19位 香港市立大学(香港)

20位 Yonsei大学(韓国)

21位 Technionイスラエル工科大学(イスラエル)

22位 中東技術大学(トルコ)

23位 Sungkyunkwan大学(韓国)

24位 不断大学(中国)

25位 University of Science and Technology of China(中国)

26位 名古屋大学(日本)

27位 国立Tsing Hua大学(台湾)

28位 Bilkent大学(トルコ)

28位 高麗大学校(韓国)

30位 Indian Institute of Technology, Kharagpur(インド)

■日本のランキングのみ

1位 東京大学

7位 京都大学

13位 東京工業大学

15位 東北大学

17位 大阪大学

26位 名古屋大学

36位 首都大学東京

39位 東京医科歯科大学

42位 筑波大学

44位 北海道大学

48位 九州大学

53位 慶応大学

57位 早稲田大学

60位 順天堂大学

67位 広島大学

69位 大阪市立大学

73位 神戸大学

75位 千葉大学

81位 東京農工大学

85位 岡山大学

96位 金沢大学

96位 横浜国立大学

評価指標別に見ると、東大は「研究」と「教育」の指標がそれぞれ100点満点中89.9点と87.9点と高く、総合点を押し上げています。

京大は、「教育」で77.1点、「産学連携収入」が76.4点、「研究」で74.8点。

その一方で、もっとも低かったのが「国際性」。東大は100点満点中27.6点、京大は26.3点と、第2位にランクインしたシンガポール国立大学の92.3点や第3位の香港大学の81.7点を大きく下回っています。

このランキングから、日本の大学のこれからの課題が明確になったといえるでしょう。

参考:http://www.timeshighereducation.co.uk/world-university-rankings/2012-13/regional-ranking/region/asia

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もっともっと高みを目指す!世界の大学ランキング

日本で偏差値の高い大学といったら、東京大学や京都大学を思い浮かべますよね。

日本のトップ達が鎬を削り合っているわけですが、東大や京大は、世界的にみたらどのくらいのレベルに位置するかご存じでしょうか。

これから大学進学を考えている方には、東大や京大では物足りない!という方もいるかもしれません。

そんな方に参考にしてもらいたい、昨年発表された世界の大学ランキングをご紹介します。

■1位~50位

1位 マサチューセッツ工科大学(MIT)(アメリカ)

2位 ケンブリッジ大学(イギリス)

3位 ハーバード大学(アメリカ)

4位 ロンドン大学(イギリス)

5位 オクスフォード大学(イギリス)

6位 インペリアルカレッジ・ロンドン(イギリス)

7位 イェール大学(アメリカ)

8位 シカゴ大学(アメリカ)

9位 プリンストン大学(アメリカ)

10位 カリフォルニア工科大学(アメリカ)

11位 コロンビア大学(アメリカ)

12位 ペンシルバニア大学(アメリカ)

13位 エズ・チューリヒ(スイス工科大学)(スイス)

14位 コーネル大学(アメリカ)

15位 スタンフォード大学(アメリカ)

16位 ジョンズ・ホプキンズ大学(アメリカ)

17位 ミシガン大学(アメリカ)

18位 マックギル大学(カナダ)

19位 トロント大学(カナダ)

20位 デューク大学(アメリカ)

21位 エディンバラ大学(イギリス)

22位 カリフォルニア大学バークレー校(UCB)(アメリカ)

23位 香港大学(香港)

24位 オーストラリア国立大学(オーストラリア)

25位 シンガポール大学(NUS)(シンガポール)

26位 ロンドン大学(ロンドン)

27位 ノースウェスタン大学(アメリカ)

28位 ブリストル大学(イギリス)

29位 スイス連邦工科大学(スイス)

30位 東京大学(日本)

31位 カリフォルニア大学ロサンゼルス校(アメリカ)

32位 マンチェスター大学(イギリス)

33位 香港科技大学(香港)

34位 エコール高等師範学校(パリ)

35位 京都大学(日本)

36位 メルボルン大学(オーストラリア)

37位 ソウル国立大学(韓国)

38位 ウィスコンシン大学マジソン校(アメリカ)

39位 シドニー大学(オーストラリア)

40位 香港中文大学(香港)

41位 エコールポリテクニーク大学(フランス)

42位 ブラウン大学(アメリカ)

43位 ニューヨーク大学(アメリカ)

44位 北京大学(中国)

45位 ブリティッシュ・コロンビア大学(カナダ)

46位 クイーンズランド大学(オーストラリア)

47位 南洋工科大学(シンガポール)

48位 清華大学(中国)

49位 カーネギーメロン大学(アメリカ)

50位 大阪大学(日本)

■日本のみ~200位

30位 東京大学

35位 京都大学

50位 大阪大学

65位 東京工業大学

75位 東北大学

86位 名古屋大学

128位 九州大学

138位 北海道大学

198位 早稲田大学

200位 慶応大学

参考:http://www.asahi.com/international/update/1004/TKY201210040154.html

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英語の発音の矯正は必要か?

ネイティブのようにペラペラと英語を話せるよう、発音を矯正しようと考える方も多いでしょう。しかし、発音に関しては「無理に矯正する必要はない」といった見解を述べる方も多く、実際に発音を矯正するべきかしないべきか悩んでいる方もいるかもしれませんね。

まずいえることは、発音が良くてブロークンな英語を話すよりも、多少発音が悪くても文法の正しい丁寧な英語を話す人の方が英語力は高いです。

しかし、発音を正しいものに矯正することで、その人の英語力は間違いなく伸びます。

英語力がなかなか伸びないなあ、と思っている方は、発音の矯正を心がけてみてはいかがでしょうか。

発音を矯正するには、口の形や舌の使い方などの練習を積み重ねていくことで、少しずつ正しい発音が身についていくのですが、そのような練習を中心に行うよりも、ネイティブの発音を真似て実際に喋ってみる練習をしていた方がよっぽど早く正しい発音を習得できます。

しかしやっかいなことが、聴いたものをそのまま発音しているのにも関わらず、間違った発音であることが多いことです。自分ではなかなか気づけないため、独学では解決の難しい問題だといえるでしょう。

このような場合は、英語を教えるプロの方、またはネイティブの方に発音の間違いを指摘してもらう必要があります。学校の授業でも、英会話スクールでも、生徒の発音を正しく矯正しようとすることはまだまだ少ないかもしれません。

しかし、海外に行き、何か購入しようとする時に、日本では通じていたはずの英語が全く通じない、ということはよくあることです。日本国内の教育では、実践のために発音を細かくチェックしてくれるところはあまり多くはなく、文法や正しい言い回しであれば、それで良しとしている講師の方がやはりまだ多いのです。

だからこそ、英語を教えてくれる先生や、講師の中に、自らが進んで矯正したい旨を伝えましょう。

そうすることで、正しい発音が身につき、そして英語力もアップするでしょう。

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英英辞書の選び方と、活用法

英英辞典とは、英語を英語で説明している、日本語でいうところの「国語辞典」にあたる辞書のことです。英単語を日本語で調べるよりも確実に力になりますので、英語の実力を伸ばしたい方は一冊は持っておくようにするといいでしょう。

英英辞典を選ぶ際に重要なことは、二点。

一つは、最低でも2,000、できれば3,000単語レベルは掲載されていることです。

どの事典でも、単語を調べた時にまたわからない単語を調べるのを防ぐために、あらかじめ辞書の中で使われる単語数を限定しています。

なぜ単語数にこだわるのかというと、話し言葉の9割、新聞に使われるような書き言葉の8割が2,000単語でまかなわれることが研究によって実証されているのです。

まずは、この2,000単語に一刻も早く近づけることが大切ですね。そうすれば、一冊の英英辞典で全てが理解できるようになるでしょう。

もう一つ大切なのは、英英事典を使う人は、言葉の意味を理解するというよりも、英語を実践的に使用したい人の学習向けだということです。

ただ単語の意味を知るだけでしたら英和辞典を使えば済む話なので、単語を既に知っている方がそれをどう使用するかを確認するための使い方が一番いいでしょう。単語の意味がまだいまいちわからない方は、英英辞典よりも先に英和辞典を購入する必要があります。

これも研究で実証されているのですが、短期の記憶テストでも長期の記憶テストでも、単語の意味を母語で覚えたグループの方が、英語で覚えたグループよりも成績が良いとされています。

ある程度単語が理解できるようになってから、英英辞典での勉強に挑戦してみましょう!

定番の英英辞書は、以下の三冊です。

■ロングマン現代英英辞典

CDROMがついていて、辞書を使わなくてもパソコンで使用でき、説明もわかりやすい辞書です。初心者の方におすすめ。

■OXFORD現代英英辞典

ロングマンとは少し異なる説明で、アメリカ英語にも対応しています。

■コウビルド英英辞典

普段使われている英文を載せていることで実際に使われる英語表現もわかり実践的です。比較的手に入れやすい価格で、CDROMもついています。

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英語の語順に注意!左右?それとも右左?

「寒暖」や「左右」や「飲食」や「東西南北」など、2つ以上の言葉を組み合わせた言葉がありますよね。この語順は決まっているもので、逆にしたりシャッフルしてしまったりすると、どうしても違和感をおぼえます。例えば、「北南西東」や「食飲」といった言葉は聞いたことがありませんよね?

英語でもそれと同じく、「AandB」という決まった並び方があります。「BandA」と言ってしまうと、やはりおかしく聞こえてしまうのです。例えば、「東西南北」は英語で「north, south, east and west」です。ただ単語を並べているようにも見えるのですが、それは日本語と同じで順序が慣例的に決まっているため、勝手にかえるとネイティブスピーカーにとっては大きな違和感となります。

英語と日本語は文法から違いますので、それと同じように考えたらいいかもしれません。

しかし、全てが逆というわけではなく、日本語と同じ語順の英語も存在します。例えば、「上下」は英語で「up and down」になります。

なお、語順にはルールがないため、考えてもわかるものではなく、一つ一つ覚えていくしかありません。すぐに覚えるのは難しいかもしれませんが、日本語と同じように頻繁に使っていると自然と身につくものです。知っておくと便利なので、是非語彙を増やしてみましょう!

○日本語と語順が違う英語

・春夏秋冬:winter, spring, summer, fall

・南北:north and south

・需要と供給:supply and demand

・左右:right and left

・紳士淑女:ladies and gentlemen

・貧富:rich and poor

・白黒:black and white

・東西南北:north, south, east and west

・飲食:eat and drink (food and drink)

・行き来:come and go

・前後:back and forth

・新郎新婦:bride and groom

・売り買い:buy and sell

・あちこち:here and there

・あれこれ:this and that

・雌雄:male and female

・新旧:old and new

・遠近:near and far

・寒暖:hot and cold

・乾湿:wet and dry

○日本語と語順が同じ英語

・上下:up and down

・男女:men and women

・夫婦:husband and wife

・生死:life and death

・大小:large and small

・早晩:sooner or later

・好き嫌い:likes and dislikes

・増減:increase and decrease

・内外:inside and outside

・手足:hands and feet

・開閉:opening and closing

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ボディーランゲージの大切さ

コミュニケーションには、言葉を使う方法と、言葉以外のものを使う方法があります。英語を勉強し、コミュニケーションをとる上で必要なのは「英語力」ですが、それと同じくらい必要なのが「ボディーランゲージ」です。

実際にコミュニケーションをとってみるとわかるのですが、ボディーランゲージだけで結構言いたいことが伝わるものです。

英語が相手に通じない、という経験をしたことがある人はたくさんいると思いますが、そんな時にもボディーランゲージは大変役に立ちます。

また、ボディーランゲージは、ネイティブスピーカーと話している時にだけ大切というわけではありません。アメリカのコミュニケーションの専門家、アルバート・メラビアンがコミュニケーションの3大要素が相手に与えるインパクトを調べたところ、「言葉」が7%、「声、話し方」が38%、そして「ボディーランゲージ」が55%でした。つまり、ボディーランゲージが最も重要なコミュニケーションの要素だということになります。

言葉が通じない相手にだけ必要なものではなく、言葉が通じる日本人同士でもボディーランゲージは大切なんですね。

日本人はあまりボディラインゲージを重視していませんが、身振り手振りで会話をすると、より伝わりやすくなります。

知っておきたいのは、国によってボディーランゲージが少しずつ違うということ。

例えば、日本では自分を示す時に鼻を指でさすことが多いですが、英語の場合は、胸をさします。

「お金」を表現したい時、日本では人差し指と親指で丸をつくりますが、英語の場合は親指と他の4本の指をすりあわせます。日本で使用されているお金にはコインが多いのですが、海外では細かいお金からお札になるので、この表現方法になるわけです。また、日本のお金のボディーランゲージだと、英語圏では「OK」のサインだと思われるので、注意したいですね。

最近では、教科書にもボディーランゲージがのっていて、その重要性が徐々に浸透しつつあるようです。

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2つの習慣をつけることで勉強好きになる!

途中で挫折せず、コツコツと勉強を続けていけば、理想の学校へ入学することも叶いますし、就きたい仕事へも近づけます。でも、コツコツ勉強を続けることが難しいんですよね。では、どうしたら挫折せずにコツコツと続けることができるのでしょうか?

一番手っ取り早い方法が、「勉強を好きになる」ことです。

これもまた難しいことと思うかもしれませんが、受験に強いお子さんは、勉強を苦に思っていません。好きかどうかは別として、きっちりと勉強してきて、それが習慣となっているため、「勉強なんてしたくない!」とはならないわけです。

しかし、勉強の習慣をつけさせようと家庭学習や塾での勉強を強要すると、「勉強なんてしたくない!」とストレスを爆発させてしまうことに…。

こうならないためにも、ある2つの習慣をなるべく早くからつけることが大切です。

1つは、「読書の習慣」です。

読書が大切なのは、ご存じの通り。読解力は、全ての学科の基礎です。これを身に付けるためには、読書を習慣づけることがベスト。本を好きになればそれを勉強と思わず、自然に読解力をつけることができるのです。

お子さんが幼い頃から読み聞かせをしていると本に興味を持ってくれるのですが、絵本ばかりを読んでいては読解力はつきません。

ある程度の年齢になったら、「赤毛のアン」「ああ無情」「小公女」など、お子さんがワクワクするような名作を読み聞かせたり、プレゼントしたりするといいでしょう。

2つ目の習慣は、「自習の習慣」です。

こちらも、なるべく早い時期から習慣づけることが大切です。受験生になってしまってからでは、遅いのです。

しかし、子どもに何時間もの自習の時間を強いるのは酷。ストレスが溜まってしまいますから、最初は10分でもいいのです。市販のドリルや問題集を解く時間を設け、毎日必ず続けましょう。「疲れているならやめようか」と甘い顔をしてしまうとサボり癖がついてしまうので、どれだけ自習が大切かという認識を持たせることが大事。病気などよっぽどのことがない限り、欠かさずやるように約束するといいでしょう。

習慣になってしまうと、毎日やらないと眠れないほどにまで体にしみつくので、そうなれば勉強も苦じゃなくなります。

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小学生の英検受験者が、20万人突破

英語を学んでいる方なら、視野に入れているのが実用英語技能検定(英検)ではないでしょうか。

英検を受験することによって今自分がどの程度の英語力をもっているのかがわかりますし、少しずつ級を上げていくことで向上心を育むことができますので、英検受験を一つの目標にしてもいいかもしれませんね。

さて、その英検ですが、受験する小学生が増加し、2012年度の志願者が初めて20万人を突破したようです。

12年度の英検志願者は全体で約231万9400人。1~5級の内容は子どもも大人も同じで、小学生の志願者数は約20万6800人。

02年度から約9万人も増え、この10年間で1.8倍に増えたことになります。

6歳が4,200人で02年度の4.6倍。

7歳が7,516人で02年度の2.9倍。

就学前の5歳児は2,410人で、02年度の7.7倍。

合格率は、5級で小学生は8割を超え、全体の合格率を上回っています。

また、驚きなのが大学生レベルの準1級に合格した小学生が300名以上いることです。年相応に学習を進めていく、という時代ではないのですね。

全体的に受験者が増えていますが、英検を受けずにTOEICやTOEFLを受ける人も多いでしょうから、どれだけ多くの方が英語学習に力を入れているかがうかがえます。

特に、受験する低学年の伸び率が大きいようで、その背景には高学年での英語必修化や、グローバル化の影響が垣間見れます。

現在、日本ではかつてないほど英語の重要性が高まっており、小学生のお子さまをもつ保護者の方も、英語学習に力を入れているのではないでしょうか。

ただ、英検対策の学習にだけ力を入れていると、ある程度文法に偏ってしまう傾向があります。日本語の文章自体に不慣れな小学生に、難易度の高い文法の学習を勧めるのは厳しいので、英検対策だけに力を入れるのは良くありません。

まずは、聴くこと、そして喋ることから始め、同時に語彙を増やし文法もその中で学んでいくといいでしょう。英検対策は、プラスαの学習として行っていきましょう。

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