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2013-04

シュタイナー教育とは?~シュタイナー教育の基本理念①

教育についていろいろと耳にしたとき、「シュタイナー教育」という言葉を聞いたことはないでしょうか?頻繁に飛び交うこの言葉ですが、どのような教育のことかをご存じでしょうか。

教育に関する知識の一つとして、今回はシュタイナー教育についてご説明したいと思います。

シュタイナー教育とは、哲学者であり思想家のルドルフ・シュタイナーが説いた教育法です。

シュタイナーは1861年、オーストラリアに生まれ、工科大学に進み自然科学を専攻します。

子どもの頃から哲学と文学に興味を持っていたこともあり、ゲーテから強い影響を受けたことで思想家、哲学者となりました。アントポゾフィーと呼ばれる思想の創立者となり、その思想から生まれたのが「シュタイナー教育」なのです。

まず、シュタイナー教育では、人間は4つの構成体で形作られているという前提があります。

・物質体…0歳に生まれる体そのもの。

・生命体…7歳頃に生まれる。引力の法則に逆らって、下から上に伸びる力、起き上がる力、成長や繁殖をつかさどる力。

・感情体…14歳頃に生まれる。快・不快の感情も結びついた動き。

・自我…21歳頃生まれる。考え、「私」という意識を持っていること。

この前提からわかるように、シュタイナー教育では人間は7年ごとに節目が訪れるといいます。

0歳~7歳での課題は、体をつくること。この時期にしっかりと体をつくっておくことで、意志力や行動力を生み出すための源になります。そのためには、食べるもの、触れるものなど、子どもの周りには吸収されて良いものを置くようにします。

7歳~14歳での課題は、芸術的な刺激を多角的に与えることです。これを通して、世界の美しさを知り、豊かな感情を持つことを目指すのです。

14歳~21歳になって初めて世界に対して広く深い認識を持てるようになります。この時期には、長所も短所もある人間として、子どもに接することが大切です。

シュタイナーは、意志、感情、思考を順番通りに身につけることで、世の中の動向や周りの人に左右されず、自己の感情から行動にうつせるような、バランスのとれた人間へと成長できると言います。

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子ども向けの教育ビデオは全く意味がない!?

幼い子どもへの教育法として、教育ビデオが大変流行った時期がありました。まだ日本語もままならない子どもに、頭が柔らかいうちから英語も学ばせようということで、赤ちゃんに教育ビデオを見せる時期は早ければ早い方がいいといわれていたのです。

しかし、アメリカのワシントン大学の教授の実験により、0~2歳の子ども向けビデオは何の効果が得られないということが実証されています。

その教授グループの発表によると、

・言語教育用のDVD視聴では何の効果も得られない

・言葉の習得が、ビデオ視聴1時間あたり、6~8語遅れる

ということが判明。

これは、ワシントン州とミネソタ州に住む2歳児までの子どもをもつ1,008家庭にインタビューをしたことで得られた結果のようです。

1時間視聴するごとに6~8語の習得が遅れてしまうのなら、毎日数時間の視聴でどのくらい言語の習得が遅れてしまうか…考えただけでもゾッとする結果が出てしまいました。

しかし、0~2歳の子どもには言語教育が全く意味がない、ということとしてとらえるのも間違っているかもしれません。

ビデオを一方的に視聴させておくのではなく、大切なのは「コミュニケーション」でしょう。赤ちゃんが言語を習得していくのは、親や周りとのコミュニケーションの中から少しずつ少しずつ習得していくものですし、まだたっぷりと睡眠時間をとらなければならない赤ちゃんの時から一方的に「英才教育だ」といってビデオを見せ続けるのはやはり酷です。そんなことをしていては、本来するべきコミュニケーションが全くできなくなってしまいます。

赤ちゃんの時から英才教育をするのは意味がない、ということではなく、まだ幼い年だからこそコミュニケーションの中で言語を習得していくことが大事なのです。

幼い子どもの頃から言語教育をしていくのであれば、ビデオの動画を通してではなく、親との遊びや躾の中で、五感を通して学んでいくべきでしょう。

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