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2013-02-04

「国際数学・理科教育動向調査」の結果とこれからの課題

小学4年生と中学2年生を対象に、2011年に行われた国際数学・理科教育動向調査(TIMSS)の結果が、昨年12月に発表されました。

国際数学・理科教育動向調査とは、国際教育到達度評価会(IEA)が行う小・中学校を対象とした国際比較教育調査です。

これは、学校教育で得た知識や技能がどれだけ習得されているかを調査するもので、「初等中等教育段階における算数・数学及び理科の教育到達度を国際的な尺度によって測定し、児童・生徒の環境条件等の諸要因との関係を参加国間におけるそれらの違いを利用して組織的に研究することにある」と、調査目的を定義しています。

調査内容としては、算数・数学、理科の問題と、アンケートで実施。アンケートを教師にも行うことで、指導方法や教師の資質、児童・生徒の学習環境条件などの関係性が明らかになり、どのように指導し、どのように習得したのかが調査できるというわけです。

調査は4年ごとに行われますが、2011年に行われた調査では、前回の調査に比べ、中2の数学と理科は横ばい。しかし、小4の算数と理科で平均点が10点以上上昇し、過去最高得点で学力が向上していることがわかりました。

その反面、アンケートでは小4、中2ともに「勉強が好き」と答えた生徒・児童は国際平均を大きく下回り、課題は改善されていません。

「算数が好きだ」と答えた小4は、「強くそう思う」「そう思う」を合わせて国際平均81.4%より15ポイント以上も低い65.9%。

「数学を使うことが含まれる職業につきたい」と答えた中2は国際平均51.6%よりも約34ポイント低い17.9%。

「理科を使うことが含まれる職業につきたい」と答えた中2は国際平均56.2%より約36ポイント低い20.3%。

脱ゆとり教育として、授業時間が増えたことが功を奏して学力向上という結果になりましたが、勉強に意欲的とは言い難いのが現状です。これからは、どのようにして意欲を向上させ、今学んでいることが将来につながるのだということを伝えていくのかが課題になるでしょう。

参考:http://mainichi.jp/feature/news/20121212ddm001100027000c.html

参考:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E6%95%B0%E5%AD%A6%E3%83%BB%E7%90%86%E7%A7%91%E6%95%99%E8%82%B2%E8%AA%BF%E6%9F%BB

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