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2012-12

高校入試直前。親ができることとは

高校入試はお子さんが挑むものですが、その不安や焦りを身近で感じている親も、同じくらいの不安や焦りを抱えているものです。

しかし、親はそのような感情を表に出さないように注意しましょう。子どもは親の少しの変化も察するものですから、余計な心配をかけさせてはいけませんよね。実際に受験を受けるのはお子さんなのですから、どんなに不安であっても、お子さんにそれを感じさせないようにしましょう。実は、「何ともない」といった素ぶりが、お子さんを追い詰めずに済むのです。

冬休みに、追い込みとして勉強に励んでいるお子さんの中には、そのストレスを親にぶつけることもあるかもしれません。家族に当たり散らすその心理は、不安や緊張から逃れたい、助けてほしい、という気持ちの裏返しなのです。

このような態度は受験に限りませんが、その時期に限ったものであれば、大目に見てあげることが大切です。間違っても、「点数が悪いのは自分の勉強不足でしょ」など、言ったところでもうどうしようもなく、さらに子どもを追い詰めるような言葉はタブー。

言ってしまったら更にお子さんの心を追い詰め、焦らせてしまうことになりかねません。

その反面、「頑張れ」や「期待してる」など激励の言葉も、お子さんにプレッシャーを与えてしまいかねない言葉です。ほんの一言であれば、それはお子さんのやる気にもつながるかもしれませんが、言い続けてしまっては逆効果なのです。

親としては、普段と変わらない態度を装い、合格祈願のお菓子などをさりげなく渡す程度が、丁度いい距離感だといえるでしょう。

その中で、子どものストレスは受け止めてあげ、自分自身の不安は子どもに伝わらないようにすることが大切です。

あとは、お子さんの体調管理にはしっかり気を配ってください。

インフルエンザなどのウィルスを遮断し、風邪をひかないような環境づくりと、栄養たっぷりの食事づくりは特に重要な役割ではないでしょうか。

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高校入試直前。本番までの準備は何をすればいい?

本格的に冬に突入し、高校受験を控えている生徒にとっては入試直前の期間となってきました。

学校や都道府県によって入試の日程は異なりますが、時期は同じですので、どのような準備をすればいいかも大体同じだといえるでしょう。

入試一ヶ月前には、生活のリズムを入試に向けて整えていくことが大切です。

受験勉強をしている間は、勉強にのめりこみすぎてつい朝まで、ということもあると思いますが、生活のリズムを整えないと、体調が崩れやすくなります。

帰宅時間、夕食をとる時間、就寝時間、起床時間などの時間をきっちり守り、一定のリズムで生活するようにしましょう。

また、受験生だからといって夜中まで勉強する習慣をつけるのではなく、毎日決まった時間に寝て、なるべく早く起きて勉強をした方が頭もスッキリした状態で勉強できます。さらには、結果的に見ると、朝方の勉強を取り入れたことで勉強時間が延びた、ということもよくあることなのです。

入試一ヶ月前からするべき勉強法は、制限時間を設けた勉強です。

どんなに問題を解いても、どんなに赤本を解いても、忘れてはいけないのが、入試には時間制限があるということ。

一ヶ月前には、その時間制限にも慣れておく必要があります。

普段は時間を意識せずに勉強してきたかもしれませんが、入試での時間不足は命取り。制限時間内に問題を解く感覚を身につけていきましょう。この感覚をつかむことで、試験問題を見た時に、ある程度時間配分を設けることができますし、難しい問題につまずいて他の問題を潰してしまう、といったミスも起こりにくくなります。

入試直前1~2ヶ月ともなると、早く勉強しなければ、と常に気持ちが焦ってしまうこともありますよね。そんな焦りを抑えるためにも、移動時間や空いた時間などにパッと取り出せる計算ドリルや単語帳などを持ち歩いていると便利です。すき間の時間を使って、足りない部分を補足していくこともできますし、今ある焦りを落ちつかせることもできます。

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なかなか続かない通信教育。続けるためにはどうすれば?

英語の勉強や、日々の学習の中で、通信教育を利用している方もいらっしゃるでしょう。

社会人の方で英会話教室に通えない方や、部活などのため塾に時間を割けない生徒など、利用する理由は人それぞれだと思います。

通信教育の魅力は、時間に制約がなく、好きな時間に好きなだけ勉強することができること。自分で勉強を進めていくので、受け身になることなく、実力をつけていくこともできます。

しかしこれら通信教育の強みが、逆にデメリットとなってしまう場合もあるのです。

時間の制約がなく、誰にも強制されないため、自分でやらなければ勉強は全く進みません。

結局、手をつけられない教材が山積みになってしまい、どこから手をつけていいかわからないまま、フェイドアウト…そんなこともよくある話です。

人によっては魅力いっぱいの通信教育。その魅力を活かせずに、断念していく人も多いのですが、では、通信教育を続けるためのコツはあるのでしょうか?

一番は、自分で自分をコントロールすること。これに尽きると言っても過言ではないでしょう。

やる気が起きないことで教材に手をつける機会が少なくなっていくものですが、やる気は、自分自身でつくるものでもあります。もちろん何のご褒美もなくただ純粋にやる気に満ち溢れている人もいますが、外的な動機をつけることがやる気につながります。

例えば、まずは計画をたて、その計画通りに進めることができたら、自分にご褒美をあげましょう。もしくは、クリアできなかった場合に罰を与えるのもいいでしょう。一週間テレビ禁止、というように。

あえてプレッシャーをつくるのも、良い方法です。

家族やクラスメイト、同僚や上司などに、その通信教育を通しての目標を告げておき、自分を追い込むのです。

もしも、これらを試しても通信教育が続かなかった場合は、自分で自分をコントロールしなければならない通信教育には向いていないといえるでしょう。そんな方は、なんとか時間を割いてでも英会話教室や塾に通うことをお勧めします。

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スマホやタブレットを子どもが利用することのメリット、デメリット

生まれてからデジタル機器が周りにある現代の子どもたちにとって、スマートフォンやタブレットなどを日常的に使用するのは当たり前のこととなりました。

小学生でも、パソコン同様の機能をもつスマートフォンを持っている子もいるようですね。

子どもは物事を吸収する能力が非常に高く、気づいた時には大人もびっくりするくらいにスマホやタブレットを使いこなしていることもあるよう。

しかし、ここで懸念されるのが、スマホやタブレットを日常的に使う子どもたちに、何か悪影響はないのか?ということです。

スマホやタブレットは依存性が高く、延々使用し続けてしまう恐れがあります。30分間隔を開けずに使用していたら、注意が必要です。

大人でも、スマホ依存症という言葉が流行るほどに、依存してしまうことがあるのです。スマホやタブレットを長時間使い続けると、目や肩腰に負担をかけますし、宿題や家族との団らん時間も削りかねません。

やはり、子どものスマホやタブレットの使用には、時間制限を設けることが大切でしょう。

しかし、テレビを見せるくらいだったら、スマホやタブレットを与えておいた方がいい、という見解もあります。

テレビとスマホは同じように画面を見続ける行為ですが、テレビを見ている子どもの視線は、実はあまり定まっていません。

しかし、スマホやタブレットを使用している時は、触る場所と子どもが起こすアクションが連動しているため、テレビよりも断然視線を引き付けるのです。

研究者によると、この特徴が、子どもの学習能力向上の助けになる可能性があると発表しています。スマホとタブレット利用者と利用していない子どもを比較した結果、スマホやタブレットを使用している子どもの成績向上に効果があるという結果も出ているようです。

長時間の使用は避けたいものですが、次々と興味が湧いてくるスマホやタブレットで、読み書きなどを勉強してみるのも良いのかもしれませんね。

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なんで英語を勉強してるんだっけ?…と考え始めてしまったら

学生の頃は、受験のため、テストのため、というすぐ先に英語を勉強しなければならない理由があるものですが、社会人になると、明確な目標を立てることなく英語学習をしている方も多いものです。

翻訳家になる、とか、昇給試験に必要、とか、そういった明確な目標があれば頑張れるのですが、明確な理由がないと、英語学習が苦痛になってきた時にふと「何で英語を勉強してるんだっけ?」と考えてしまう時があります。

しかし、それを考え始めたらきりがないものですし、考え始めた結果「こんなに勉強してもどうせ役立たない」「給料アップにつながるわけでもない」「海外に移住するわけでもない」と英語学習を辞める口実を見つけてしまうのです。

英語の上達が著しい人の中には、「ゲーム感覚で英語の上達を楽しんできた」人は少なくはありません。もちろん、明確な目標に向かってがむしゃらに勉強し、上達していった人もいますが、明確な目標を持たずに学習を始めても、自然と目標ができていくものです。

例えば、ただなんとなく勉強を始めた人でも、上達していくうちに、「英語力を試すために、半年後に旅行に行ってみよう」となります。実力試しのために受けたTOEICで、さらに上の点数を目指してみたくなります。

このようにして、上達していく中で目標を見つけていくのです。

また、楽天家ほど英語が上達するという話もあります。

伸び悩んでいる時に悩んだり、英語を勉強している理由などを真剣に考えたりすることなく、海外ドラマのセリフを聞き取れたり、英字新聞の意味が少しでもわかったりした時に、英語を勉強してきた喜びを感じるのです。それが、もっと勉強したいという原動力になるのですね。

もしも今「何で英語を勉強しているんだっけ?」と考えてしまっている人がいたら、深刻に悩むのはやめてみましょう。

次回洋画を見る時にはどれだけ聞き取れるか、次のTOEICは何点とれるかなど、身近なところで手軽な目標を見つけ、ただ英語の学習を楽しんでみてください。それが、英語が上達するコツです。

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もしも挫折してしまったら…失敗をチャンスに変えるススメ

英語や、仕事や、勉強でも、一生懸命やればやるほど、挫折してしまった時は苦しいものです。しかし、一度挫折した時にそのまま引きずってしまうと、契機は訪れることはないでしょう。挫折をプラスに転換させるのは、自分次第。

では、もしも挫折してしまった時、どのような対策をとればいいのでしょうか?そのポイントをご紹介します。

■悲しみや憎しみを引きずらないことが大切

挫折にあった時、人はそれを誰かのせいにしたがります。そうすることで、自分自身を守っているのです。しかし、人のせいにしてしまった時に、悲しみや憎しみはその人へと向けられてしまいます。

この感情が続いてしまうことが、成功への道を妨げてしまうのです。この感情をバネに行動を起こそうとしても、人のせいにするクセがついてしまうと幸せは長くは続きません。

負の感情は、引きずらないことが大切。「仕方なかった」とすぐに切り替えるのは難しいことですが、なるべくポジティブな気持ちへと変えていきましょう。

■すぐに行動することは避ける

しばらくは、どんなに行動しても失敗が続いてしまう可能性があります。

辛くても動向を見ながら、行動を起こす前に何をするべきかをじっくりと考えることが大切です。

自分にどんな非があったのかをしっかり見直し、改善するべきポイントを見つけてみましょう。

■次につながるよう、日々勉強

失敗した原因を見直し、自分の改善点がわかったら、今度は次につながるように日々勉強し、研磨していきましょう。

また、挫折したばかりの時期は自分のことを卑下しがちですが、自分の魅力を見つけ、磨いていくことも大切。伸びしろを、自分で見つけるのです。

■積み重ねてきたものを、チャンスに活かす

慌てて行動せず、じっくりと自分磨きに専念していけば、いつか必ずチャンスが訪れます。しかし、自分自身が磨き切れていないと、また同じ失敗を繰り返すことになるので、焦らず判断することが大切。

チャンスが見つかった後も、自分磨きや日々の勉強は怠らないようにしましょう。

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