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2012-06-21

教師は「お手伝いさん」

ウザワシステム教育研究所  の鵜沢 戸久子です。

     今面白い本を読んでいます。

    「意識は傍観者である」という本ですが、脳は本人とは別物である、という脳の特質について、

     たくさんの比喩があって、素人にもとても読みやすく、面白く書かれています。

     子供の教育について、うろこの一つくらいは落ちること請け合いです。

     一読をお勧めします。

 

    長い間生徒と共にいて、言葉で人に何かを分からせることはできない、

    というのが信念になっています。

    意識は本人の支配の及ばない無意識に支配されているので、

    意識にしかアクセスしない他人からの説明は多分役に立たないのでしょう。

 

     だから我々教師に必要なことは、理解させよう、とは思わず、

     無意識が決定するのに必要な情報のいくばくかを今生徒の脳に入れている、

     と考えることではないでしょうか。

 

     理解させたいこと、それが生徒に落ちるのは、本人も知らない「いつか」です。

     何度も入ってくるよい情報と、すでにある知識、それを脳が一生懸命つなげて

    「わかったよ」と出してくれた時にわかります。

 

     よくあることですが、受動態なら受動態を一生懸命説明して、問題も解けて、

     安心していると、ある日生徒が言います。

    「昨日学校で受動態を教えてもらった。ここでやった時はよく分からなかったけれど、

     学校でやったらよくわかった。」これが一番我々ががっかりする生徒の言葉ですが、

     実はがっかりする必要はありません。

     先に情報が入っていたから学校の授業がよくわかったのですから。

 

    先日、中学受験を目指して頑張っている生徒が、塾でことわざがでてきたけど

    一個もわからない、と言います。

    一年生からウザワの国語をやってきて、何度もことわざを覚えて、

    例文まで書いてきたのに‥‥、でもそんなものかもしれない、とまた教えられました。

    そしていざ覚え始めたらどんどん覚えられてことわざは得意になった、と聞いて、

    なるほどと思った次第です。

 

    本をよく読む子供が国語ができるのは(ただし難しい本を読むことが必要ですが)

    それこそ無意識にたくさんの情報があるので、脳が国語の問題を簡単に解いてくれるわけです。

    もし教師が「生徒にわからせること」、それは絶対にありえないことですが、

    それが教育の目的であると考えていたら、教師とは本当に厳しい仕事になります。

    わたしたちはあくまで情報提供者、または「お手伝いさん」に過ぎません。

   「私はお手伝いさんだ、賢くなるのはあなた達自身で、私は知らない」

    これは私が昔から生徒に言うセリフの一つです。

                     

「日本人の小学生に100%英語をマスターさせる法」 鵜沢 戸久子著 フォレスト出版  

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