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2012-03-30

発表会を終えて - 全体性を与える難しさ

ウザワシステム教育研究所  の鵜沢 戸久子です。 

  日曜日に恒例の小学生の発表会を終えました。

  今回はいつもトリを務める準2級に合格している生徒が多い新中1は

  中高生のクラスに移り、また小1、小2からのベテランの生徒たちも

  新5、6年になるため中学受験に入った生徒が多く、最後まで出席者も定まらないという

  かなり準備不足の発表会でした。

 

  それでもある水準を保てたことはウザワ全体の進歩かもしれません。

  準備不足の分だけ、今後改良すべき問題点も見えてきて、中々有意義な発表会でもありました。

  その中で改めて難しさを感じたのが、教育がどうしてもいわゆるデジタル化してしまう危険です。

  一つ一つを別々のものとして扱うので習得が速いのですが、

  それらの関係性を無視するため、一見は効果があるように見えても、

  結局は残らない一過性のものになる危険です。

 

  教育に手を染めて以来、何十年もその風潮と戦ってきましたが、

  近年デジタル教育のすさまじさは、インターネットが発達するにつれて

  もう押し返せないほど強いものになっています。

 

  今回の発表会で改めてその影響を感じました。

  劇で、一つ一つの場面を独立させて、押さえると、それなりに見栄えのする英語劇になります。

  一方物語の一貫性を劇に再現しようとすると、子供相手ですから劇練習は混乱し、

  最後まで混乱を残した見栄えの悪い劇になり、講師のストレスは増大します。

 

  でも子供の脳の中で何が育つか、を考える時、一見混乱に見える劇はとても意味があると

  私は考えています。子供は表現がうまくできなくても、一つの物語を全体として、

  連続したものとしてとらえ、脳に中に大きな英語の世界、認識の世界を育てていく

  と信じるからです。

 

  生徒も大変、教師も大変、見る人からも不評、そんな劇を出していく勇気を持たないと、

  本当に大きく子供を育てることができない、という事実もあります。

  全体を把握した上で、みんなセリフがよく言えていて、劇としてもまとまるもの、

  そういう発表会こそ大きな英語力になるでしょう。

 

  次回はまたそこへ向けて頑張ろうと思っています。

  しかし心の底では劇が完成するほどデジタル化するかな、という懸念は消えませんが。

  テスト前にとことん覚えると、以外に点数が取れないという事実があるように。

 

         

「日本人の小学生に100%英語をマスターさせる法」 鵜沢 戸久子著 フォレスト出版  

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