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2011-08-07

日本人のTOEFLランキングは?

「日本人の英語力は高いと思いますか?」と聞けば、多くの日本人が「いいえ」と答えるのではないでしょうか。
そのくらいに「日本人の英語力の低さ」というものが今や一般的になってしまっています。
しかし、本当に日本人の英語力は低いのでしょうか?

一つの基準としてあげられるのが、TOEFLのランキングではないでしょうか。
アジアにおける日本のランクは、90年代後半からほぼ変わらず、常に北朝鮮やモンゴルなどとアジアの中でのビリ争いをしており、30ヶ国中27位あたりをいつもうろうろしています。
2011年度、ETSが統計を出した結果、日本は前回の27位から26位にランクをあげました。
昨年度の平均点が67点だったのに対し、今年度は70点までアップ。
さらに、前回まで26位だったカンボジアが平均点68点から63点に落ちたことにより、日本はランクをあげることができました。

といっても、中国は平均点77点、韓国は81点ですので、まだまだ日本は両国に追い付くことは困難だといえます。

こういった結果を見ていると、日本の英語力の低さが際立って見えるのですが、ここで注目したいのが、受験者の数と質です。
平均点ランキング上位の常連であるシンガポール、フィリピン、インドといった国では英語は公用語、または準公用語になっています。
さらに、ETSによって公開されている数値(2005年7月~2006年6月)ですと、日本人は約8万人で、韓国人は約12万人。
この他に万単位で受験者数がいるのはインド、台湾、タイの5ヶ国のみで、それ以外の国の大半は1000人にも満たないのです。
日本の場合は学校によっては受験を義務づけているところもあり、受験者数は韓国に次ぐ2位で、受験者の質はピンからキリまで。

ですから、TOEFLの結果からでは、受験者数や質にバラつきがみられるため、一概には「日本人の英語力は低い」とはいえないのが現状なのです。
TOEFLのランキング結果に左右されず、「日本人は英語力が低いから仕方ない」などと気持ちで負けないよう、勉強に励みたいものですね。

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