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2011-08

子どもの教育費は大丈夫?生活資金融資あっせん制度について

小学6年生、中学3年生、高校3年生になると、一気に子どもの教育費が上がるものです。
受験に向けて学習塾に通ったり、家庭教師をつけたり、試験料を収めたりと、様々な費用を支払うことが多くなるからです。
塾に勧められるプランや受講を拒否することは難しいことで、予定よりも大幅に費用がかかってしまった、ということはよくあることなのです。

子どもの教育費として、受験までにかかる費用と、受験が終わった後にかかる費用を見積もってみることをおすすめします。
見積もりを出して不足するようでしたら、生活費から捻出したり、貯蓄を切り崩したりと、どこから工面するかも計画しましょう。

不足する場合は、どこからか借りることになると思いますが、教育費を借りるとなるとまず思い浮かべるのが奨学金ではないでしょうか。
年々、奨学金利用者が増えていますが、奨学金が借金であるという意識が薄れていることが懸念されています。
奨学金は、必要最小限の金額しか借りないように心がけることが大切でしょう。

とはいえ、奨学金は入学した後に振り込まれるものですから、入学までの費用を支払うためには、教育ローンや金融機関の教育ローンを利用する必要があります。
教育ローンを利用する前に、自治体の制度を確認してみましょう。
自治体によっては、「生活資金融資あっせん」という制度を採用していることもあります。
生活資金融資あっせん制度とは、資金を借りたい住民からの申し入れがあった場合に、自治体が融資を引きうけてくれる金融機関をあっせんしてくれる制度のことです。
条件として、継続して1年以上住んでいて、住民税を滞納していないことなどが挙げられますが、教育費に関しても100万円程度まで貸してくれるケースが多いようです。
利率は金融機関によって異なりますが、1~2%程度の金利で借りられます。
自治体によっては1%を下回るような低金利で融資を受けられることもありますので、まずはお住まいの自治体で、生活資金融資あっせん制度が利用できるかどうかを確認してみてはいかがでしょうか。

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勉強と習い事を両立。受験に支障はない?

文部科学省の調べによると、約7割の小学生が習い事をしているそうです。
小学生の頃は、勉強だけでなくスポーツや音楽などの習い事をすることにより、好奇心や興味が広がるため、人間形成上大切な役割を果たしているのです。
特に低学年の頃は、子どもが興味をもった分野にどんどん挑戦させてあげましょう。
習い事を通して、興味のあることを一生懸命やり、楽しみながら熱中するという姿勢を身につけることができるはずです。

しかし、悩んでしまうのが勉強と習い事を両立できるかどうかですよね。
中学受験をする場合、学習塾に通い始める高学年になってからは、友達との遊びと勉強と習い事を両立させることが難しくなってくるでしょう。
高学年になってから塾に通い始めることで、習い事をやめてしまうケースもあるようですが、お子さんは「なぜ勉強ばかりやって、好きなことをやめなくてはならないのか…」と不満を抱えてしまうことが多いので、習い事やスポーツと、勉強をきちんと両立することを約束し、ぜひ続けてあげさせましょう。
習い事をやめることで学習意欲が低下してしまい、成績が下がってしまうことも少なくはないようです。

そして、定期的に、両立させることで勉強に支障が出ていないかをチェックしましょう。
その時に両立できていないと感じても、すぐにやめさせるのではなく、両立させるためにどうしたらいいのかを親子でじっくりと話し合ってみてください。
急激に学習意欲を下げないためにも、お子さんの意見を尊重しましょう。

しかし、6年生になってからは習い事やスポーツは控えた方がいいでしょう。
特に難関中学を受験する場合は、受験間際まで勉強に専念できていないと、今まで受験勉強に専念してきた児童と差がついてしまいます。
なるべく6年生の早い段階で習い事を中断するべきです。
好きなことを中断するのは辛いことですが、受験勉強を乗り越えたら再開する、という約束をし、勉強に集中するようにしましょう。

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今年も夏休みが終わります。

ウザワシステム教育研究所  の鵜沢 戸久子です。

 ご無沙汰しました

  授業+夏期講習で暑かった夏があっという間に過ぎました。

  気が付いてみればずっとブログもご無沙汰してしまいました。

  これからはもう少し頻繁に書いていきたいと思います。

 

  夏は子供が心身共に伸びる時期です。

  ウザワの子供たちの英語も随分伸びました。    

  足し算の訳がすっかり身についている4,5,6年生の生徒たちに、一斉ではなく、個人的に、

  「読み→訳→単語テスト→暗記」という一連の作業をさせてみました。

  それぞれ違いはあるものの、全員きちんと訳せます。

  高校生より英語的に訳せますね。

  

  Other questions are questions that people asked me when they learned I lived in Japan.

  という文を訳していて、小4の生徒が、「このthatは日本語にしないもの?」

  と聞いてきました。

  そうだ、と答えると「じゃ、わかった」ときれいに訳したので、大変うれしかったです。

 

  そして同じスタートでも、ほぼ毎日CDをかけ、宿題を欠かさず、

  授業に積極的に参加する生徒と、

  どれかが欠ける生徒との間の差の大きさに愕然とします。

  CDと宿題ができていればどの子も授業に積極的に参加します。

 

  これは能力とは別の問題です。

  やるべきことをきちんとやるように子供を躾けることは一生の利点になります。

  他の塾と異なり、ウザワでは短くても3年間、長い生徒は小・中・高と12年間も

  通ってきます。

  そしてそのあとサブ講師として働きます。

  これだけ一人の生徒を長く見ていますと、人間の教育の一番大事な面が見えてきます。

 

  学校の宿題も、もし塾に行かせるなら塾の決まりも、

  初めにお母さんが気を付けてやるべきことをやるように「上手に」助ければ、

  2年もすれば子供は苦労なく、自分でできるようになります。

 

  かつて小1の夏休みに学校の宿題を全くせず、12月までかかって提出したという

  生徒がいました。

  結構能力もあるのですが、その子は小学生高学年になってもまだやるべきことが

  中々できません。

  まして中高生から入会の生たちの中には、やるべきことが出来ず、やらせればそれが

  苦痛になってストレスになる生徒が今は非常に増えています。

 

  小学校低学年の家庭における役割は大変大きいと痛感した夏でした。

      「奇跡の英語術」 フォレスト出版

 

 

         「日本人の小学生に100%英語をマスターさせる法」 鵜沢 戸久子著 フォレスト出版  

小学生中学生高校生ウザワシステム英語英会話教室
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AO入試対策について

大学入学者の中で、近年増加しているのがAO推薦入試です。
近年では毎年、大学入学者数の40%程度が、AO入試か推薦入試で入学しているそうです。
大学側もこのAO推薦入試の枠を拡大する傾向にあり、これからは2人に1人はAO推薦入試を利用する時代に突入しているのです。
試験での点数で合否を分ける一般入試とは違い、AO推薦入試には、これといった指標がありません。
一般入試の対策は、苦手な分野を克服することが鉄則ですが、AO入試では、得意な分野をさらに伸ばす指導がされています。
そのため、AO入試に向いている生徒は、以下の通りです。
・苦手科目があるが、何か得意分野がある
・他の生徒よりもその大学に入学して研究をしたい、という意欲がある
・新しいものを創り出すことに意欲をもっている
このように、ただ成績が良いということではない、個性や意欲がAO入試では求められるのです。
そもそもAO入試とは、通常の推薦入試とは違い、自分で自分を推薦するというもの。
大学側が「本学が提示する学生像に合致すると思われる生徒は、推薦がなくてもいいから受験してもいい」というものです。
つまり、一般入試では図れない生徒の表現力や意欲を審査しているのです。
審査の内容は大学により異なりますが、小論文や面接が主でしょう。

AO入試の対策としては、今もっている「好きなこと」をより伸ばすこと。
そして、大学が求める生徒像に合致するよう、その大学のリサーチをし、なんとしてでも入学したいという気持ちを高めることです。

最近では、このAO入試に目標を定め、高校一年生からAO入試のための指導を行っている家庭教師や塾があるようです。
そこでは、得意分野をとことん伸ばすための指導をしてくれます。
そのため、そのような指導を受けた生徒は、得意分野を伸ばしていくことで明るく活発になるというメリットもあるようです。
苦手科目があって一般入試では不安、という方は、なるべく早くからAO入試への対策をすすめてみてはいかがでしょうか。

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フォレスト出版から発売の英語雑誌に掲載されました!! 

ウザワシステム教育研究所  の鵜沢 戸久子です。

      フォレスト出版から「奇跡の英語術」という雑誌が出ました!

 

 

    たくさんの有名な先生方が、それぞれの英語術を書いていらっしゃいます。

    ウザワも取材を受け、その中の一つとして掲載されています。

  

    今まで世に問うことができたのは、全部子供、小学生が対象でした。

     初めて大人対象で(中高生にも役立つと思いますが)世の中とは異なる視点からの

     英語学習法を発信することができました。

 

      小学生向きの場合と同じく、その土台の部分のみですが、

      世の中の99%の人々が「英語の学習は英語だけで、日本語にしない(訳さない)」のがベストである

       と信じている中で、一人訳すことがどれほど大切か、しかしその訳し方がどんなに重要で、

       中高の教育は間違っているか、ということを初めて発信出来ました。

 

        もっともっと知って欲しことが山ほどありますが、まずはこれが英語教育改革の

       ほんの小さな一歩になればうれしいと思っています。

 

        それにしてもこの雑誌はすごいです。

        こんなにたくさんの英語術があるのかと感心します。

        きっとそれぞれ自分に合った方法が見つかるでしょう。是非ご覧ください!

 

 

       「日本人の小学生に100%英語をマスターさせる法」 鵜沢 戸久子著 フォレスト出版  

小学生中学生高校生ウザワシステム英語英会話教室
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高校受験のための、学校見学のポイント

夏までに、体験授業、学校説明会などに参加し、秋の行事に合わせて学校見学に行きたい、と考えているご家庭も少なくはないでしょう。
また、中学2年生のこの時期に高校受験を意識する生徒が多いため、3年生以外の学年の生徒もこの時期の学校見学が多いようです。
そこで、秋の行事にあわせた学校見学のポイントをご紹介したいと思います。

まずは、学校見学時服装や持ち物の確認です。
制服なら制服、私服なら清潔感のある服装や髪型を心がけましょう。
自分が入学するかもしれない、ということを忘れずに、礼儀正しく、あいさつをしっかりし、生徒の邪魔にならないように気をつけましょう。
特に友達同士で見学に行く時は気もゆるみがちになってしまいますので、注意点などを出かける際に保護者から一言かけてあげるといいでしょう。
説明会ではないので、特別な持ち物は必要ありませんが、メモや筆記用具、カメラなどを持っていくといいでしょう。
一度見学に行っても他の学校に見学に行っているうちに印象が薄れてしまうこともありますから、きちんと記録しておくことが比較する際に役に立ちます。

また、行事は生徒たちの様子を見るための絶好の機会だといえます。
行事の中でチェックするポイントは、
・生徒たちが自主的に、楽しそうに行事に取り組んでいるか
・礼儀正しくあいさつができる生徒たちか
・先生と生徒の関係性はどうか
・お互いに助け合って行事を行っているか
など、生徒の雰囲気や自主性などをみておきましょう。
校風というのは、入学までのその1、2年間だけではそうそう変わるものではありません。
自分が、または自分の子どもがその学校と相性がいいのかということを見極めましょう。
「派手すぎて自分には向いていない」「先輩後輩の仲が良く、信頼しあっているような印象を受けた」など、学校見学のあとはできればその日のうちに、保護者、友達、先生などと話し合ってみましょう。

学校見学の機会はなかなかない貴重なものです。
せっかく行くのですから、意味のある見学になるよう、最初に「どのようなポイントをチェックするか」ということを決めてから足を運ぶといいでしょう。

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人気上昇中!社会人留学について

いまや、英語は特別なスキルではなく、これからの時代、どこの企業でも必要とされるスキルではないでしょうか。
英語が全くダメ、という人の方が以前に比べると少なくなり、日本人のみでありながら社内でのコミュニケーションを英語で行っているという外資系の企業も増えてきました。
率先して学ぶことで他と差をつけ、より仕事の幅も広がることでしょう。

そんな中、こんなことだったら学生の頃に留学をしておけばよかった、と思う方も多いようです。
しかし、社会人になった今からでも遅くはありません。
社会人になってから留学をする方が、最近では多いようです。
近年では、日本から海外への留学生が減少傾向にあるといわれていますが、社会人の留学は増加傾向にあり、2010年頃からは大幅に増えているようです。
海外に市場を移し、拠点を増やす企業が増えていたりと、英語力を求められる職場が増えたせいでしょう。

しかし、留学なら学生のうちにしておいた方がいいのでは?と思う方も多いのではないでしょうか。
結論からいうと、最近では社会人で留学をする人の方が、上達しやすいといわれています。
学生の方が、時間の融通も利くし、語学の吸収もしやすいと思われがちなのですが、最近ではそうでもないようなのです。
もちろん学生でも上達する人はたくさんいるとは思います。
しかし、社会人は、学生よりも目的が明確であること。そして、スキルを身につけることで職が広がるという思いから、人生のかけ方が違うため、社会人の方が身に付くといわれているのです。

社会人から留学なんて…と悩んでいる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、社会人の留学プランを多く扱っている留学サポートの業者もありますので、留学に興味をもったら相談に行ってみるのもいいのでは?
1週間程度の短期間から、プランが用意されているようです。
まずは日本で英語力を身につけ、その仕上げとして自分の実力を試すために留学をしてみるというのもおすすめです。

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日本人のTOEFLランキングは?

「日本人の英語力は高いと思いますか?」と聞けば、多くの日本人が「いいえ」と答えるのではないでしょうか。
そのくらいに「日本人の英語力の低さ」というものが今や一般的になってしまっています。
しかし、本当に日本人の英語力は低いのでしょうか?

一つの基準としてあげられるのが、TOEFLのランキングではないでしょうか。
アジアにおける日本のランクは、90年代後半からほぼ変わらず、常に北朝鮮やモンゴルなどとアジアの中でのビリ争いをしており、30ヶ国中27位あたりをいつもうろうろしています。
2011年度、ETSが統計を出した結果、日本は前回の27位から26位にランクをあげました。
昨年度の平均点が67点だったのに対し、今年度は70点までアップ。
さらに、前回まで26位だったカンボジアが平均点68点から63点に落ちたことにより、日本はランクをあげることができました。

といっても、中国は平均点77点、韓国は81点ですので、まだまだ日本は両国に追い付くことは困難だといえます。

こういった結果を見ていると、日本の英語力の低さが際立って見えるのですが、ここで注目したいのが、受験者の数と質です。
平均点ランキング上位の常連であるシンガポール、フィリピン、インドといった国では英語は公用語、または準公用語になっています。
さらに、ETSによって公開されている数値(2005年7月~2006年6月)ですと、日本人は約8万人で、韓国人は約12万人。
この他に万単位で受験者数がいるのはインド、台湾、タイの5ヶ国のみで、それ以外の国の大半は1000人にも満たないのです。
日本の場合は学校によっては受験を義務づけているところもあり、受験者数は韓国に次ぐ2位で、受験者の質はピンからキリまで。

ですから、TOEFLの結果からでは、受験者数や質にバラつきがみられるため、一概には「日本人の英語力は低い」とはいえないのが現状なのです。
TOEFLのランキング結果に左右されず、「日本人は英語力が低いから仕方ない」などと気持ちで負けないよう、勉強に励みたいものですね。

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褒めてもやる気が起きないのはなぜ?

子どもを伸ばす、成長させる上で、「褒める」ことを日々実践されている方も多いのではないでしょうか。
子どもは褒められることにより、認められたことを実感し、さらに向上心を持って物事に取り組みます。
しかし、褒めてもやる気が起きない、という子どもも意外にも多いようです。
褒められて伸びる子と、褒めてもやる気が起きない子。
この違いは何なのでしょうか。

褒めてもやる気が起きない子の母親の褒め方として特徴的なのが、「よくやったね」「いい子ね」「やればできると思ってた」など、何事にもこまめに声をかけてあげることです。
一見問題のない褒め方なのですが、そのシチュエーションが問題のようです。
褒めてよく伸びる子どもの保護者は、ベタベタは褒めません。
ただ子どものことをよく見て、声をかける程度の褒め方なのです。
例えば毎日、食事の済んだ食器を自分で洗う子どもがいたとします。
そんなときに、保護者は毎回褒めるのではなく、時々「○○はいつも洗ってくれるね」と、「褒める」のではなく、見えている事実を肯定的に心にとめ、それを「伝える」のです。
そうすることにより、子どもは、「自分の行いをいつもお母さんは見てくれている」と安心します。

褒める際の注意点は、「褒めて伸ばしたい」という思いが相手に伝わってしまってはダメ、ということです。
何でも褒めるというのは良くありません。
よく褒めていると、時には褒めのポイントがずれてしまうこともあります。すると子どもは「何でも褒めようとしている」と感じてしまい、やる気が出るどころか失せていってしまうのです。

褒めて子どもを伸ばす。
大変素晴らしいことであり、多くの方が実践していることでしょう。
しかし、褒めればいいというものではないようです。
何よりも大切なのは、いつでも子どものことをしっかりと見てあげること。
そして子どものことを信じ、良い行いはしっかりと認め、その事実を伝えてあげること。
そうすることで、ベタベタ褒めるよりも、もっともっと伸びていくはずです。

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楽勉で知能はアップするのか?

「楽勉」という言葉をきいたことがあるでしょうか?
楽勉とはその名の通り、「遊びながら、楽しみながら知能を育てていく」ことで、親と子どもの関係について著書を出版している親野智可等さんが提唱している言葉です。
その内容は、歴史についての漫画を読ませることや、昆虫を飼ってみることや、トイレに世界地図を貼るなど、いわゆる机に向かって勉強するのではなく、楽しみながら学力をつけていくというものです。

しかし気になるのが、楽しく学ぶことが本当に知能のアップにつながるのか、ということです。
机に向かって勉強することが全てではありませんが、楽しいだけの学習は、身に付かないことが多いということもよく耳にしますので、どちらが本当なのかが気になるところです。
しかし考えてみると、楽勉とは以前から多くの方々が無意識のうちに実践していることが多いといえるのではないでしょうか。
例えばトイレやお風呂に地図やアルファベット表などを貼るのはよくやることですし、歴史などの漫画やアニメも以前から多く出版されています。
そして、それらを行うことにより、楽しみながら学ぶことで、知らず知らずのうちに記憶に焼き付いていた、ということはないでしょうか。

楽しみながら学ぶことは、続けることに意味があるのかもしれません。
壁にアルファベット表を貼って数分見ただけでは知能はアップしませんよね。
毎日少しずつを長期間繰り返すことが、記憶への刷りこみへとつながるのではないでしょうか。
また、楽勉は、勉強に対する意欲がない子どもに特に効果的であるといえます。
勉強に対する意欲がない子どもに無理やり机に向かわせても無駄に時間を費やしてしまうだけなので、そんなときは楽勉から入ってみる、というのも一つの手です。

しかし、本格的に学びたいものがあるのならば、楽しむことは遠回りになってしまいます。
毎日少しずつの刷りこみに、そして勉強に意欲を持つ入口として、利用してみるのはいかがでしょうか。

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