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2011-02

【家庭にある道具で、集中力をアップさせる方法】

「勉強しなさい」と言ったところで、子どもの集中力をアップさせることはなかなか難しいことです。

ご家庭で宿題や学習をしている時、お子さまの集中力が途切れてしまう時もあるでしょう。

そんな時は、どのように対応していますか?
様々な工夫があるとは思いますが、子どもの集中力をアップさせるためには、ご家庭にある「キッチンタイマー」を使用すると、大変効果的です。

大人になってからも、例えば、何時までに夕食を作らなければ夫の帰宅に間に合わない、何時までに仕事を済まさなければ締め切りに間に合わない、といったタイムリミットがあることで、集中できる方も多いのではないでしょうか。
逆に、タイムリミットがなければ集中して行えない、という方も意外と多いようです。

子どもが勉強をする時にも、このタイムリミットをつくってあげることで集中力をアップさせ、勉強がはかどるようにしてあげましょう。

勉強を始める前に、まずは時間を決めます。

問題集やテスト形式の問題には、回答時間が設定されていると思います。
ちなみに、ゆとりのある時間設定ではなく、がんばらないとクリアできない時間設定にした方が、より集中力を引き出せます。

タイマーを使用するときに一番有効的なのが、10分程度の時間設定です。

しかし、タイマーが子どもにとって追い詰められる、嫌な存在になってしまっては、逆効果。

タイマーを使用し始める前に、まずは計算問題で勝負をしよう、と持ちかけたりと、
タイマーを使うことに同意を得て、タイマーを使ってみたいと思わせることが大切です。

タイマーを使うことで集中力がアップし、なくてはならない物になれば、
その後も自分で時間を設定して、決まった時間内に集中力を持って勉学に臨めるようになるでしょう。

集中力がとぎれがちなお子さまや、家で勉強をすると気が散ってしまうお子さまには是非試してみてください。

計算問題だけでなく、あらゆるテスト形式の問題や、漢字の練習の時にも効果的です。

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【漢字学習の方法】

近年、漢字を読めない大人が増えていることが問題視されるようになりました。

テレビ番組では、漢字が読めない、いわゆるおバカさんキャラが一時は人気を博しましたが、かわいいだけでは済まされない危機的状況が、あらゆる会社で巻き起こっているのです。

漢字が読めない大人は、ゆとり教育世代から爆発的に増えてきました。
自分の手で漢字を書くことが減り、パソコンや携帯電話で簡単に変換できるようになってからは、大人になってから漢字を忘れてしまう、ということもよくある話なのです。

最近ではゆとり教育も改善され、漢字の読み書きをする学習時間も増えてきたと思いますが、ご家庭での漢字学習はいかがでしょうか?
読書をする子どもほど、国語や漢字に強い大人に成長することはご存知だと思いますが、読書だけでなく、日々意識して漢字の正しい読み方、書き順、使い方などを学んでいくことが大切です。

漢字学習で欠かせないのは、コツコツ練習することと、覚える工夫をすること。

コツコツ勉強するためには、
・1日の目標を決め、毎日取り組む
・毎日決まった時間に漢字学習をする
ことが、コツコツ続けるためのポイントです。

覚える工夫としては、
・漢字を部分にわけたり、特徴的な部分を取り出しながら覚える
・声を出しながら読み書きをする
・部首の意味を考えながら覚える
ことが大切です。

部首の意味を覚えることで、すんなりと漢字が出てくるようになります。

たとえば、「うで」という漢字の出題があった時に、体に関係しているから「にくづき」が部首である、ということに気付けば、「腕」がすんなりと出てくるようになるのです。

部首の意味を知ることは、漢字学習には大変有効だと思います。

また、保護者の方にできることもあります。

まずは、漢字を勉強したてのお子さまには、漢字にフリガナがふってある本を選んであげるといいでしょう。

さらに、お子さまの教科書を見て、学習している範囲をある程度知ることができたら、自分で文章をつくってあげるのです。

しかも、身近な出来事を文字にすることが大切。
子どもはきっと興味を持ち、なんとか読みたい、と思うはずです。

また、子どものうちは、文章を書くときはパソコンではなく、なるべく手書きで書くことが、漢字を忘れずにすむ方法です。

お子さまの漢字学習を伸ばすためにも、親御さんの協力は必要不可欠だといっても過言ではないでしょう。

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文法の勉強ばかり続けると脳が日本語化して苦しくなる

こんにちは。

ウザワシステム教育研究所  の鵜沢 戸久子です。

新入会の高1の生徒さん、頭のよいやる気のある、多分他の教科はできると思われる中々よい生徒ですが、

英語は本当に大変です。

基礎的な英語はきちんと出来ているのですが、少しレベルが上がるとほとんどできません。

日本語を使って英語を勉強する方法に限界がきたのでしょう。

早速レベルの高いCD教材を三つ入れて、毎日CDをかけてもらい、

音読、直訳、単語テスト、暗記という一連の活動を始めました。

始めは戸惑っていましたが、これは進むにつれて随分できるようになりました。:oops:

少しずつ英語の土壌ができつつあるようです。

ただ、文法は問題の7,8割は知らないことなので、とても大変そうです。

まだ無意識な英語はそんなに溜まっていませんから、自然に分かる文法は少なく、

一つ一つ、指摘された辞書や文法書で確認しなければなりません。

それに今まで当然、「ちゃんと理解して覚える」という勉強法をしてきたと思われるので、

忘れてもいいからどんどん、淡々と終えていく、という勉強法が身についていません。

確認するだけで覚えようとしないように、と再三アドバイスしますが、

中々そうはいかないようで、ほとんどが分からない文法事項を覚えようとするらしく、

だんだん日本語化してストレスを起こしていくのがわかります。

そこで英語のテキストを一緒に音読しますと、また明るく持ち直して頑張ります。

英語の土壌が出来て、根が張るまでもう少し、頑張ってほしいと思います。:oops:

英語の根がしっかり張っている小学生でも、文法ばかりしているとこの日本語化がおこります。

小5のクラスで発表会前なのでLittle Womenの劇練習をさんざやってたくさんの英語を口にした後、

文法を入れると面白いように進みました。でも30分を過ぎる頃からだんだんペースが落ちてきて、

ミスが増えてきました。

そこで、手じかにあったピノキオの絵本を一冊皆で音読しました。

するとまた面白いようにペースがあがり、ミスが減り、楽しそうにやっていました。:razz:

たとえ英語の言語野が出来ている生徒でも、あまり文法問題ばかりやれば日本語化してきます。

まして英語の回路がまったく出来ていない中高生は当然文法に苦労します。

そしてそれが英語の勉強だと信じているならこんなに気の毒なことはありません。

優秀な生徒たちが効率の悪い、ストレスの多い日本語化した英語の勉強をしていることを考えますと、

日本にとってどれほどの損失かと思います。

どうにかなりませんかね。:cry:

「日本人の小学生に100%英語をマスターさせる法」 鵜沢 戸久子著 フォレスト出版

 

 

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【小学校の必修外国語活動について】

いよいよ2011年から、小学校での外国語活動が必修になります。

文部省の調査によると、全国の公立小学校のうち、なんらかの形で英語活動を実施している学校は平成19年度の時点で97%以上に及んでいたようです。

しかし、活動内容を具体的に調べてみたところ、週に2回学習を行っているところもあれば、年に1回コミュニケーションという形で外国語活動を行っているところもあるのだとか。

その活動の頻度が学校ごとに大幅に異なるため、このばらつきを解消しようと、23年度からは一定の基準のもので、全国の公立小学校、5、6年生で、週1回の外国語(英語)活動が必修として行われることに決定されたのです。

小学校での外国語の活動の目標は、「コミュニケーション能力の素地を育むこと」です。

小学校では、英語の教育よりも国語の教育が先ではないか?という声もありますが、国語の学習に支障が出ることはないでしょう。

小学校のうちに外国語に触れることにより、子どもたちは今使っている日本語と他の言語の違いを意識し、言葉に対する意識が向上することも考えられます。

また、日本語と外国語だけでなく、算数や社会など全ての教科がお互いに関連しながら、子どもたちの言語力を総合的に伸ばしていきます。

国語を伸ばすために国語の授業だけに力を入れることよりも、様々な学習をしていくことで、国語の学習にもつながるはずなのです。

しかし、小学校の外国語活動だけで英語力が伸びるか、といったらそうだとは言い切れません。

小学校では、外国語活動を教科としてではなく、領域として位置づけられます。
そのため、英語のスキルを伸ばすための学習はしません。
単語のスペルを覚えさえることもしませんし、そのスペルを書けるかどうかのテストを行うこともないのです。

評価の仕方は、「一生懸命活動に取り組んでいた」「楽しそうに取り組んでいた」などに留まります。

ですから、本格的に外国語、英語を伸ばしたい、というご家庭は、やはり学校以外のスクールなどで学習する必要があるでしょう。

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大学合格は出発点、ゴールではない。

こんにちは。

ウザワシステム教育研究所  の鵜沢 戸久子です。

中学受験に始まり、大学受験、高校受験と続いた受験シーズンも終わりにかかってきました。

全国的に寒さもピーク、その中で頑張っているみんなに心からのエールを送ります。

受験ですから合格か不合格か、とても不安で、苦労知らずの生徒たちがかなりナーバスになってるのも当然です。

そこで大学受験直前の生徒たちにこんな話をしました。

 今のような激変の時代、どこの大学に入るかはそんなに問題ではない、

むしろ大学に入ってどうするか、ということの方がずっと大事なことだと

日本ほど大学生が勉強しない国はないと言われ続けてきました。

それはバブル時代やゆとり教育の時代からみれば、今の大学生はずっとまじめで、

よく勉強していると思いますが、残念ながらそれでも他の国々の大学生にはまだまだ及ばないと感じています。:cry:

学問への取り組み方がどこか違うのでしょうか。:?:

サブカルチャーが世界一栄えている国ですから、本物のカルチャーには興味がない国民性なのでしょうか。:?:

今の日本の財政的な危機、世界の中で日本だけが異質で取り残されていく懸念、

これからの人たちが頑張る他ないのです。

エジプトの例でもわかるように、ネットを通して世界は急激に変わりつつあります。

そのツールとしての英語の重要性は今迄の次元とはまったく違います。

今年の受験生たちは中学の頃から本当によく勉強し、英語がとてもできるようになりました。

日本的なレベルなら相当の英語力です。

でも国際的レベルで見ればまだまだだと思います。

大学に入ったら是非英語をもっともっとブラッシュアップして本当に世界で通用するものにしてほしいと願います。:oops:

そして英語だけでなく他の国々の大学生との知的格差の問題もあります。

他の国々の知的階級の人々に匹敵する知識を是非身につけて欲しい!

そのために勉強してほしいと願っています。

そしてこれは大学教育の改革を待つことではなくて(もちろんそれは急務ですが)、

一人一人が自分で考えて勉強すべき問題ではないかと思います。

一方受験生たちが必死で受かろうとしている同じ大学、同じ学部に早々に推薦で決まっている生徒たちもいます。

その話も受験生達にしました。

受験生と推薦組とでは英語だけでなく知識の実力は雲泥の差です。

実力で学校が決まるわけでは決してありません。

これから合格発表が続きます。

合格でも、不合格でも、大学受験は絶対にゴールではなく、まさに出発点だということを覚えておいて下さい。

特定の学校にあまりにこだわるのではなく、受かった学校で、本当の自己開発の勉強を始めて下さい。

一生懸命勉強してきたことは、必ずこれからの人生で大きな意味を持ちます。

さて、心からそう思っていますが、それでもやっぱり頑張ってきた生徒たち全員が志望校に合格してほしい、

と祈るような気持ちでいます。:oops:

「日本人の小学生に100%英語をマスターさせる法」 鵜沢 戸久子著 フォレスト出版

 

 

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【漢字の正しい使い分けを】

日本で使用している漢字は、英語や他の言語とは違い、同じ音で、違う意味をさす漢字が多数存在します。

同じ「かこう」でも「加工」「下降」や、同じ「たい」でも「対」「鯛」「体」などのように、その音と意味は様々。

この中でも特に間違いやすい漢字が、同じ音と意味でも、厳密にいえば違う意味を持つ漢字です。

例えば、「見る」「観る」や、「聞く」「聴く」などがそれに当てはまるでしょう。

よく目にする間違いですが、「昨日、テレビを見た」というような表記の仕方です。

この場合は、厳密にいえば「昨日、テレビを観た」が正しい使い方だといえます。

「見る」とは、「目+人」の会意文字ですから、その意味も、目立つものに目をとめること、あるいは、目だってみえるの意味から、あらわれるという意味を持つこともあります。

使い方の例は、木を見る、日の目を見る、甘く見る、見る影もない、などがあげられるでしょう。

「観る」は、「見る」よりもより意識してみることや、多くを並べて見比べること、何かを見渡すことの意味で使用します。

使い方の例は、テレビを観る、映画を観る、試合を観る、などです。

ですから、「テレビを見た」では、意識せずとも目に入る意になり、その内容をじっくりと観賞したのであれば、「テレビを観た」の方がより正しい意味になるのです。

わかりやすく英語でその違い表現すると、「見る」は「see」、「観る」は「watch」となります。

「きく」の場合は、「みる」と似たような意であり、「聞く」よりも「聴く」の方がより注意深く耳にするといった意味をもっています。

「聞く」は音・声を耳で感じること、耳に感じて知ること。

「聴く」は、心を落ち着け注意して耳に入れること。

英語でその違いを表現すると、「聞く」は「hear」、「聴く」は「listen」となるでしょう。

最近では、これらの間違った漢字を使っても意味は通じるので許容されてしまい、正しい意味を使いこなせない人が増えてきました。

漢字で意味を使い分けることは、世界的にも珍しい、日本人の特権ともいえるものです。

是非、正しい使い分けを習得してみてはいかがでしょうか。

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【ふれあいの場が広がる、コミュニティスクール】

学校運営協議制度、コミュニティスクールというものをご存知でしょうか?
コミュニティスクールとは、保護者や地域の人たちの声を、学校運営に直接反映させ、保護者や地域、学校、教育委員会が一体となってより良い学校を作り上げていくことを目的とした制度です。

これは法律にも定められているもので、「地域教育行政の組織及び運営に関する法律」(第47条の5)に、「学校運営協議会の委員は、当該指定学校の所在する地域の住民、当該指定学校に在籍する生徒、児童または幼児の保護者その他教育委員会が必要と認める者について、教育委員会が任命する」など、コミュニティスクールに関する文言が加えられています。

教育委員の判断で、地域住民と保護者を委員とした合議制のコミュニティスクールを開くことができ、合議制であるため、委員の主張が学校運営に反映することが特徴で、地域の現状に対応した学校づくりが期待されています。

2010年には既に全国で629校が指定されており、地域的に偏りがあることも否定できません。

コミュニティスクールに指定された学校は、地域で公募したボランティアや、遊び、環境整備などの安全に関わる活動など、学校と地域が連帯して子どもたちを育てる活動を行っています。

また、WEBサイトなどを制作し、その活動を公開したり、学校施設を地域の人に開放したりと、様々な講座やふれあいの場を設け、学校が開かれたものになっているところも多いようです。

このような活動により、子どもたちが地域と関わることが増えたり、大人に接する機会が増えているそう。

コミュニティスクールのように、地域やPTAが協力してボランティアで講座を開くなどの活動もみられますが、普通の学校とコミュニティスクールとで決定的に違うのは、学習指導要領の粋を超えた教育課程の編成や、学校裁量で使用できる予算が拡大されていることです。

具体的には、とある学校では「郷土科」などの他の学校にはないような授業が取り入れられているのです。

文部科学省では、将来的には全国にコミュニティスクールを設置する計画です。

閉鎖的だといわれてきた公立学校が、この制度によって好転することができるのか、今後の動向が期待されています

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英検の結果について二つのトピック

こんにちは。

ウザワシステム教育研究所  の鵜沢 戸久子です。

今回ほぼ中1から入会の中2が2級に合格しました。:razz:

小6で入会しましたが中学受験中のため、ほとんどCDもかからずに終ったので、

事実上は中1からです。

帰国子女や、小学校からウザワや音が入っている英語教育を受けていた生徒の中には中2で2級合格もありますが、

中1から英語を初めて習い、たった2年で2級合格は快挙です!:shock:

確かに頭のよい生徒ですが、必ずCDがかかり、毎回必ず宿題を提出していました。

本当にこちらが言う通りにやってきた2年間でした。

そしてそれを為し得たのは本人の「やる気」に尽きるように感じています。

中1用のLittle Womenを9月には終えて、

10月からは中2用のDaddy Long Legsに加えて大学用教材のStory of Englishを併用しました。

Daddy の方はほとんど一人で読み、訳し、暗記ができるようになっていました。

公立中学ですが、帰国子女受け入れ校とのことで、すでに2級を持っている友達がいるようで、

準2級が合格していたので、本人から2級に挑戦してみたい、という申し出がありました。

文法もすでに話法まで進んでいましたので、学校の進路を気にする必要がまったくなかったので、

12月からは週2回2時間の授業はCD教材の一連の活動以外はすべて2級の過去問をやらせました。

もくもくと一人で取り組んでいました。

そして40%くらいから始めて、12月末にはとうとう合格点近くまで伸びていきました。

1月に入ると下降し始め、無意識に蓄えている英語を探り、回路を繋げて正解する、

という作業が限界に達したかのかもしれない、と感じていました。

ところが本番、ギリギリですが合格していました:!:

どんなにかCDをかけたのでしょう!

そして一人で頑張って問題に取り組んできたこと

(間違いを直すときも正解は教えても説明は何もしませんでしたし、本人も単語を覚えたりすることは皆無でした)

それが本番の結果だったと思います。

本番での彼女の脳の中はめまぐるしく活動していたはずです。

意識的に理解し記憶しているものだけが知識の全てではないことを、しっかり証明してくれて、

その意味でも大変嬉しいと思います。:oops:

一方で特に小学生の英検では、合格してもしなくても、偶然合っているだけで何も分かっていないので、

正解が出せても意味がない、というご両親からの反応が結構ありました。:cry:

だんだんにご理解下さるだろうと考えていますが、無意識、半意識の知識の存在がどんなに大きいか:!:

そしてそれがやがて明確な知識に育っていくというプロセスは、理解して頂くのが本当に難しいと、痛感しています。

生徒たちはきっと自分達は英語がわかっている、と肌で感じていると思いますが‥‥。

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【健やかな体づくりのための、平成23年新学習指導要領】

平成23年4月に小学校の、24年4月に中学校の新しい学習指導要領の全面実施があります。

学習指導要領とは、文部科学省が告示する教育課程の基準であり、1単位の時間数やコマ数、履修授業、必修授業などが定められているものです。

今回の改訂では、確かな学力・豊かな心・健やかな体の調和により、生きる力を育むことを目指しています。

今までは学力向上を目指した改訂が主に行われてきましたが、今回は学力向上に負けず劣らず、体力の向上・道徳心の育成をいっそう各学校に求める内容となるようです。

こういった改訂の中で、一番気になる科目は「体育」ではないでしょうか。

毎年行われている全国体力テストの結果から、ここ数年間は小・中学校の体力・運動能力がほぼ横ばいであることが明らかになりました。
体力の向上に目覚しい成果を上げている学校がある一方で、一部の学校では体力の低下に悩まされていることがわかります。

これまでも、小学校高学年で、体づくりを基本にした運動が行われていたのですが、今回の改訂では、このような運動を1年生から全学年で実施することにし、体力の低下に早い時期から歯止めをかけようとしているようです。

また、他の教科では言語力・活用力を育成するための授業内容の取り組みが見られましたが、運動の仕方や体力を低下させないための工夫などが、体育の授業にも盛り込まれていくのではないでしょうか。

近年の子供たちは、保護者の方々の子供のころに比べると、体を動かして外でめいっぱい遊ぶ、というような環境が減少してしまっています。

残念ながら、大人が意識して、そのような環境を提供していかなければ、体力の低下を導くことは避けられないのです。

勉学に励み、受験などに備えるためにも、体力はなくてはならないもの。
大切なときに体を壊してしまっては、元も子もありませんので、幼いころから、体づくりを意識して行う必要があるでしょう。

学校だけでなく、地域やご家庭で協力し合いながら、子供たちの体力、生きる力を育む環境を心がけたいですね。

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姿勢と学習能力の関係

長時間椅子に座って作業をしている時に、のびをしたり背筋をまっすぐと伸ばすことで、頭がすっきりとしたご経験はないでしょうか?
実は姿勢の良さが、集中力・学習能力アップにつながるということがわかっています。

最近では姿勢を矯正する類の椅子などが増えてきましたよね。

美しい姿勢から入ることも大切ですが、姿勢は、脳の働きとも関係があるようです。

姿勢を正すことで副交感神経が高まり、深い集中力が得られ、脳の働きが活発になるといわれています。

脳が消費する血液量は、全身を流れる血液の約20%。

また、脳が消費する酸素の消費量も、全身の約20%。

この20%が脳に送られなければ、脳はきちんと働いていないということです。

しかし猫背になり、首の筋肉が伸び、血管が伸ばされることにより、血管は細くなります。

すると脳に贈られる血液量や酸素などの量が減ってしまい、脳の活動が低下してしまうのです。

ちなみに、勉強を始めた途端にあくびが出るのは、姿勢が悪いがために、脳が酸素不足を起こしているからだといわれています。

運動能力が高い子供ほど学習能力が高いともいわれていますが、それが姿勢にも関係してきます。

運動が苦手な子ほど、膝や腰などを傷めることがよくあるのではないでしょうか?その場合は、姿勢が悪く、変なところに力が入っていることが多いと考えられます。

逆に運動がよくできる子供というのは、身体がリラックスし、無駄な力が入らない姿勢を知っているからこそ、伸び伸びとプレーができるのです。

また、姿勢が悪いと内臓にも悪影響を与えます。

背筋が伸びた状態ですと、内臓も正しい位置に収まっていますが、姿勢が崩れることにより、内臓が圧迫されたり、骨盤の中へ押し下げられてしまいます。

すると、内臓も脳もリラックスした状態ではなくなり、勉強に集中できなくなり、疲れもたまってしまうというわけです。

学習能力を高めるにはまず、美しい姿勢を保つことから始めてみてはいかがでしょうか?

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