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2010-11-09

子供を褒める時に守りたい原則

小学生から、勉強のできる子供に育てるため、上から押し付けるだけの教育ではなく、

褒めて伸ばすことも大切だということはご存じでしょう。

しかし、その褒め方にも、いい褒め方と悪い褒め方があります。

まず、「今の状況を褒める」ことが大切:!:

子供は失敗もしますし、がんばってもいつでもうまくいくわけではありません。

そんな時は、「もっとがんばってね」と言うよりも、

「今回もがんばったね」と、今の状況を認め、褒めてあげることが、子供のやる気につながります:lol:

「もっと」と言ってしまうことによって、「今でも頑張っているのに」と落ち込んでしまう子供も少なくはありません。

今のありのままの姿を、まずは褒めてあげることが必要なのです。

次に、「言動を具体的に褒める」ことも大切です。

テストの点数全体を褒めることよりも、「漢字は特によくやってるね」と、

具体的に褒めることにより、子供はそこが自分の得意分野であると気付き、もっと伸ばすことの喜びを知ります。

そして、ちゃんと自分のことを見ていてくれるんだ、という安心感にもつながります。

ですから、点数を見るのではなく、全体的にどんな問題をどのように解き、

どこが子供の得意分野なのかを、まずは親が理解する必要があります。

ただし、更に具体的な指摘は子供を困惑させてしまうので、

間違った箇所の問題の解き方や、点数の悪い教科の指摘などは避けた方が賢明です。

そういった指摘は、教師や塾講師に任せた方がいいでしょう:sad:

そして最後に、「愛情を持って褒める」ことでしょう。

言葉は、使う人の気持ちによって、相手への伝わり方が違います。

心の有り方は、表情や言葉に表れ、子供も敏感に感じとってしまうもの。

褒めることを責任だと感じず、「がんばったね」というシンプルな一言だけでも、

心から発する言葉であれば、親の気持ちは子供にもしっかりと伝わるはずです。

いつでも褒めよう褒めようと思うのではなく、自然と褒めたいと思った時に褒めるようにしましょう。

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