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2010-07
わからないことへの対処法で差がつく
本を読んでいる時に、わからない漢字や単語、またはその意味がわからないということは、親の世代になってもあることかもしれません。
そのような場合、どういった対処の仕方をとるでしょう?
①わからないままにしておく。②人に聞く。③電子辞書で調べる。④書籍の辞書で調べる。
以上の方法があるとしたら、①わからないままにしておく。が、一番よくないということはおわかりでしょう。わからないままにしておけば次に同じ漢字や単語が出てきてもわからないですし、極論をいえば一生わからないまま終わってしまいます。
また、②人に聞く。は、正しいことを教えてもらえない危険性があります。正しいことを知ることができた場合も、人に頼るくせがついてしまい、よくありません。③電子辞書で調べる。は、多くの方が実行している方法ではないでしょうか。正しいことが即時に知ることができ、大変効率的で便利な方法だと思います。その漢字、単語だけを知るだけの時には、とてもいい方法なのです。しかし、それ以上何も知ることはできません。というのも、④書籍の辞書で調べた場合、調べたい漢字や単語以外のものも目にすることができるのです。
まだ電子辞書が普及していない頃は、学生達は毎日辞書を持ち歩き、時間がある時は漢字や単語をまるで小説を読むように読んでいました。
何気なく行う行為ですが、目を通していく中で新しい発見があり、これが意外にも語彙力の広がりにつながるのです。
小学生の中で、学力の高い子供ほどインターネットで物事を調べるという結果がでています。これは、ただわからないことだけを即時に知ることができるという理由よりも、インターネットという情報網の中から、次々と疑問が生まれていくことが理由といえるでしょう。インターネットは、次々と生まれていく疑問を、更に順を追って辿っていくことのできるツールなのです。
わからないことが出た時は、そのままにしておくことはもってのほか、人に聞いたり電子辞書でわからないことのみを調べるのではなく、是非インターネットや書籍の辞書を使ってみましょう。疑問が次々と生まれ、調べていくことが楽しくなるはずです。
家庭環境と学力の関係
家庭環境と子供の学力は関係があるということは、以前から言われていることですが、その関係を正しく知っている方は、あまり多くはないかもしれません。
今回は、研究の結果報告されている、家庭環境と子供の学力の関係についてご説明します。
成績のいい子供の親はまず、「勉強しなさい」ということはあまり言いません。
それは、子供が自ら勉強をしているからという家庭もありますが、「勉強しなさい」とプレッシャーを与えることにより、子供にストレスがかかってしまうことが一番の原因です。
他にも「片付けなさい」「早く食べなさい」「手を洗いなさい」など、子供がやろうと思っていたことを先に言われてしまうと、子供の自尊心が傷つけられ、やる気の消失にもつながってしまいます。
結果、「勉強しなさい」と言えば言うほど子供は勉強しなくなり、学力も低下してしまうのです。
また、家に漫画や雑誌を除く本がたくさんある家庭の子供ほど、学力が高いことも報告されています。
中には、絵本の読み聞かせを熱心にしたという家庭も多いことでしょう。
しかし、全ては子供たちの興味です。親が熱心に絵本の読み聞かせをしても、子供が興味を持てなければそれは身になりません。
本がたくさんある家庭ほど子供の学力が高いというのは、親が子供に読ませようと思っていなくても、子供が興味を持ち、自ら読むことが多いからです。
特に小学生高学年になると、大人がすることに興味を持ち、親の真似をして難しい本を手にすることも多くなります。理解はできなくとも、すすんで読もう、理解しようと気持ちが湧いてくるのです。
親は読書を無理強いしなくても、本を置いておき、自分が楽しそうに読んでいるだけで、子供は真似しようとするものです。
これと同じように、親がよく美術館や博物館に行ったり、新聞やニュースの話を話題に出す家庭の方が、子供の学力も高いことが報告されています。
親の背中を見て育つという言葉もあるように、親自身が勉学をおもしろいと感じ、興味がある家庭ほど、子供の学力は高くなるものなのです。
早期教育に大切なこと
小学校受験のための面接のバイブルはたくさん世に出回っていますが、そのバイブルはほとんど母親や子供のためのものであり、父親のためにつくられたものはあまりないといえます。
しかし一番ノウハウを知っているべきなのは3人のうち、父親なのです。普段は仕事で朝・晩以外は家庭から離れていますから、それだけ情報から離れていることになります。だからこそ母親や子供よりもすすんで受験の面接の準備をしておくべきなのです。また、父親が学校を率先して選ぶというご家庭は少ないかもしれません。ですから父親は、子供のことばかりでなく、受験先の学校についてもしっかりと知っておく必要があります。
面接となると、教育熱心な母親が先頭をきって積極的に喋りがちです。しかし、母親ばかりが喋り、父親は黙ってニコニコしているよりも、父親が喋り、母親がそれをニコニコしながら聞いている方が、面接官からすると好感がもてるそうです。
また、何らかの事情で父親が面接に来られない方、シングルマザーで母親だけが面接に出向く方もおられると思いますが、それは多少なりともハンディキャップがあることを心得ておきましょう。このような場合は母親も父親としての視点を求められます。「経済的に大丈夫であること」「学校行事には積極的に参加する意志があること」などを伝えておく必要があるでしょう。
幼稚園受験では子供への配点よりも、親への配点が重要視されますが、小学校受験では子供への配点が若干高くなります。子供の面接の受け答えの準備も幼稚園受験の時よりもしっかりと準備しておく必要がありますし、親もまたしっかりと子供のことを見ている必要があります。小学校受験の親子面接では質問は深く具体的なものになり、親にも具体的な返答が求められるからです。生まれてからもう6年間も子供を見ているのですから、子供の長所や短所は具体的に伝えられることが大切です。
これらは全て、親子の絆が試されるというもの。
受験の機会を利用し、親子で更に会話を増やすようにしましょう。
教師が陥り安い錯覚、その1「説明すれば分かる」
こんにちは!
ウザワシステム教育研究所 の鵜沢 戸久子です。
教師も人間なのでたくさんのミスを犯しますが、その中でも一番多いのは (多分教師の90%?)
「説明したら生徒は理解する」という思い込みです。
説明して分かるなら、今頃世の中は利口な人で溢れていて、我々の仕事はないでしょう。
ウザワシステムで多分一番難しくて、先生方が勘違いするのが、ここではないかと思います。
ウザワシステムでは世間の常識では考えられないほど難しい教材を使います。
例えば小3でハリー・ポッターを訳して暗記するとか、中学生が大学の教材を訳して暗記するとか、
また、小3で算数の四捨五入や約分をするとか‥‥。
これらはみんな子供の頭に難しいことをまずはサッと刷毛で触れるため、
そして何度も触っていくうちに、脳の中に前知識ともいうべきものができてくる、
それからいつかきちんと説明すれば、すとんと落ちて使える知識になる、というプロセスを考えてやっています。
ウザワシステムで失敗する場合の多くは、この難しいものを生徒が本当に理解したか、常に計ることでしょうか。
ハリー・ポターを訳しているけれども日本語でも内容を理解していないのではないか、
という先生や親御さんからの疑問をよく受けます。
これをやったら生徒は本当にきつくなります。
そして結局もっと易しいものがいい、という講師、親御さん、生徒の大合唱になり、
その時はよくても先の見通しのない勉強をすることになります。
子供も大きくなるにつれて意識が強くなりますから、分からないものを素直に入れなくなります。
]難しいものをたくさん入れて脳を強く鍛えられるのは小学生のうち、特に低学年だけです。
それを基礎力にして細かい易しいものを覚えれば、子供たちは本当に意欲的に勉強します。
また、百歩譲って易しいものを説明したら子供は理解するでしょうか。
丸暗記なら、暗記力のある人は覚えるでしょうが、先生方や親御さんが期待なさるように、
理解して使えるものにはならないでしょう。
人は脳の中に呼応するものがあったとき、初めて説明が理解できます。
易しいことを使える知識にするために、一体どれだけの量と頻度と必要か、
日々生徒と一緒にこつこつとやっている身には、説明さえすれば分かるはず、
と信じている方々が本当に幸せだなぁーと感じます。
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