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2009-11-09

英語習得は染物と同じ!

こんにちは!

ウザワシステム教育研究所  の鵜沢 戸久子です。

「まだbe動詞も判っていないので文法だけ教えて下さい。」という中1のお母さんがみえました。

あぁ、また、と思います。:sad:

そして仕事を始めた頃に読んだ染物の記事を思い出しました。

一口に黒というけれど、品質も値段も非常に違う、安い黒は一度に白に黒をかけて染めるので、

見た目は分からないが使っていると直ぐに色が落ちてくる。

品質のよい高価な黒は、白に薄いグレーを何度もかけていき、だんだんにグレーを濃くして最後に黒をかける、

だから決して色落ちせず、品格のある黒の染めが出来上がる、という話です。

これを読んで、これは人がモノを認識する過程に当てはまる、と直感しました。:idea:

be動詞を教えて、丸暗記させても、白にいきなり黒をかけることだから、直ぐに忘れ、

まして他の知識と関連させて応用したり、類推したりすることは出来ない。

しかしまずは英語というものの全体 - 英語の物語 - のCDをただ聞く、薄くグレーをかける、ことから始めて、

それを口に出して発語したり、訳をしたり、暗記をしたりして、その上で文法に入る

しかもBe動詞だけやらずに一般動詞も三単現も同時に入れていく

そのようなグレーを何度も何度もかけていくうちに、

生徒は自分の力でbe動詞を黒にする - 認識する - ことができるわけです。

そしてその時には、be動詞だけでなく、一般動詞も三単現も、生徒それぞれに応じて黒になっていたり、

濃いグレーになっていたり、認識にはまだ少し足りなかったりしています。

でも過去も、不定詞も、比較も、仮定法でさえ、まっ白ではありません。

そして何よりも英語の音声と文構造という英語習得でもっとも重要な要素がグレーに染まっています。

そんな話をしましたら幸い納得して下さり、入会になりました。:razz:

お母さんだけでなく、学校も多くの塾も、直ぐに白に黒をかけて一見黒なら安心します。

でもだから子供は勉強が嫌いになるわけですね。

何故って、無理に頭を使って努力したことが一向に実らないのですから。

  

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