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2009-05
小学生生徒にこんな効果が!
こんにちは。
ウザワシステム教育研究所 鵜沢です。
ウザワにも通ってる生徒がいる、近所の幡代小学校では明日運動会なのですが、
お天気が微妙ですね・・・。中止にならないとよいですが・・・。
この時期は中高生も運動会に夢中で、授業中も生徒たちは気もそぞろです (^^;)
さて、今日は小学生のイングリッシュ・シャワー(講師があるテーマについてすべて英語で話す授業)
の授業の出来事です。
ウザワの小学生たちは日頃の授業では、低学年はおとぎ話、
高学年はハリー・ポターを読んだり、訳したり、暗記したりしていますが、
それで習得できたと思われる英語を他の場面でどのように使えるのか、
それを実験したくて、この4月から15分だけグループで英語をただひたすら聴く、
という時間をもうけてみました。
まだ1ヶ月ですが、中々面白い結果が出ています。
初めの頃、先生も何をしたらよいか模索状態で、ごく一般の外人の先生のように、
名前を聞いたり、単語を聞いたりしていたようでした。
ある日のこと、授業後の先生のコメントに、
「みんなとても発音が悪いのでなんとかしたいと思います。」と書いてありました。
ウザワの小学生はみんなよい発音をしていますし、
そしてそんなコメントは始めてだったので、これは変だと思い、
授業の内容を聞いてみました。すると「色を勉強しました」という返事です。
これで納得です!
日頃から日本語でよく知っている色の名前、レッド、ホワイト、イエロー、ピンクなど、
生徒達は得意になって大声で叫んだことでしょう。
日本語で類推できる内容だと日本語が働いてしまうらしい、と気がつきましたので、
それからはわかっても、分らなくても、15分、内容のある話を英語で通してもらうことにしました。
すると興味深いことが起こりました。
拙著「普通のこどもが普通にやってバイリンガルになる世界初の英語習得法」
にその実験を書いたことがある現在小2の子供(生後3ヶ月から約2年間、
一日20分くらい英語のテープを繰り返し聞かせ、日本語が話せるようになった段階で止めていて、
去年小1でウザワの英語教室に入りました)が、授業が終わるとかなり興奮した様子で、
「英語が二つわかったよ!!」と言いにきました。
「一つはね、ドッグはミルクを飲んで大きくなるの、人間もミルクを飲んで大きくなるんだよ、
それからもう一つはね、今アメリカとメキシコと日本でインフルエンザがはやっているから、
お家でも学校でもウザワでも、手を良く洗って、うがいをしなさいって!」。
先生に確かめたら、びっくりして、「本当にそのとおりに話しました。
子犬が母犬のお乳を飲んでいる絵をみせただけで、日本語はゼロです。
何か分っているように熱心に聴いていましたが‥‥。それは驚きました!!」という話でした。
私自身はある納得はありますが、それにしても一体その子の脳の中でどんなことが起きていたのか、
とてもとても知りたいと思っています。
子供の脳の中では、我々大人が想像もつかない複雑で高度な活動が、
子供の能力を限ってしまっているのはきっと大人ですね。
大人が管理しなかったら、もっともっと子供たちは楽に伸びているのかもしれない、
と反省しきりです。それにしても不思議ですね。
英語が初めてという方から帰国子女までどんな方でも高い英語力がつく!ウザワシステム
ウザワシステムは楽な努力で誰でも高いレベルの英語をモノにすることができる、
今まで誰も思いもつかなかった斬新な方法です。
英語に自信のある人はどんどん高い英語力がつくので満足するでしょう。
英語が苦手な人はいつの間にか英語が一番得意で好きな科目になっていて驚くでしょう。
小学生、中学生、高校生とウザワシステムの英語・英会話教室は
各コースに分かれた教育方法です。
HP:お問い合わせ
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大人が発音をよくするためのアドバイス
今日はシトシトと梅雨のような雨で何だか憂鬱な一日です
ウザワシステム教育研究所 代表の鵜沢 戸久子です。
さて、前回お話したように今回は「大人が発音をよくするためのアドバイス」を
お話致します
もし発音をよくしたいという大人の方があったら、こんなことを試してみてはいかがでしょうか。
① まずCDつきのテキストを買って下さい。妙にゆっくりしたものでなく、
ナチュラルな英語のものが適しています。
② それを絶対にテキストをみないで毎日かけ流します。
テキストを見ながらCDと一緒に言う、というのはもっとも効果のない方法です。
③ 何ヶ月かわかりませんが、かたまりだった英語がバラけてきて、
いくつか聞き取れるようになってきます。
④ そうしたらテキストを見ながら1ページずつちゃんと聞いてみます。
特に子音に耳を澄まして下さい。
自分ではまだ発音できなくても、
「t」や「d」や「r」が今までとは違って聞こえてくるはずです。
決して一緒に読んではいけません。ただ聞きます。何回か。
⑤ それからCDを止めて言ってみます。
分からないところはあまり辞書を引いて発音を確認しない方がいいと思います。
それをするとたちまち日本語のシステムが働き始めますから。
⑥ こうして一ページを何回か繰り返し、だいたい読めたら次に進みます。
その間もテープのかけ流しは続けます。
⑦ きっと意味はよく分からなくても、とてもスムーズに英語は言えるようになり、
多分テレビの英語が聞き取れるようになるでしょう。
英語力自体もついてきたことが実感できるはずです。
是非お試し下さい!
発音がよくなる! ウザワシステム教育研究所 http://www.uzawa.co.jp/system.html
二次試験対策も万全! 英検対策NAVI http://www.eiken-navi.com/
日本人には子音がわからない?
こんにちは。
ウザワシステム教育研究所 代表の鵜沢 戸久子です。
今日は又ちょっと硬い話になり恐縮ですが、
先日より何回かお話している発音の話の続きをお話させていただきたいと思います。
この頃気付いたのですが、我々日本人はあまり子音を気にしません。
多分すべての音に母音がくっついている日本語に親しんでいるので、
我々日本人の脳の中には子音を識別するニューロンが育っていないのかもしれません。
「か」は「ka」ですし、「す」は「su」です。
この音の中から母音を取り去り、「k」「s」という音を識別することは大変難しいと思います。
ところが英語の発音の英語たる所以は何かと言えば、多分子音です。
アメリカ英語とイギリス英語は違う、オーストラリア英語は「ダイ英語だ」
-オーストラリアではtodayを「トゥダイ」のように、「デェィ」を「ダイ」と発音するので -
などといいますが、それらは皆母音の違いです。
言語学者ではないので、確かなことは言えませんが、観察するところでは、子音こそが英語の音ではないかと思います。
今年は生徒の英語を一段上げるために、この難しい子音の識別に挑戦しています。
まだことばの臨界期が過ぎていない小学生はよいCDを聴かせ、
日本人の講師が自分の英語を強制しなければ、きれいに子音を出します。
うらやましい限りです。
しかし中学生より上の人たちには意識させるしかありません。
一つだと思っていたものを二つに分けるのは本当に難しいですが、
それでもだんだんできるようになります。
淡々と時間をかけて脳に慣らしていけば、多分、人間の脳は何でも習得していく、と私は信じています。
次回は「大人の人が発音をよくする方法」についてお話したいと思います。
英語が初めてという方から帰国子女までどんな方でも高い英語力がつく!ウザワシステム
ウザワシステムは楽な努力で誰でも高いレベルの英語をモノにすることができる、
今まで誰も思いもつかなかった斬新な方法です。
英語に自信のある人はどんどん高い英語力がつくので満足するでしょう。
英語が苦手な人はいつの間にか英語が一番得意で好きな科目になっていて驚くでしょう。
小学生、中学生、高校生とウザワシステムの英語・英会話教室は
各コースに分かれた教育方法です。
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体験にいらしたお母さんと意気投合しました!
明日は6月の英検の申し込み締め切り日です!
今回も小3で英検3級を受ける生徒、高2で準1級を受ける生徒、
など、さまざまです!
これから約1ヶ月皆合格できるよう講師一同がんばります
こんにちは。
ウザワシステム教育研究所 代表の鵜沢 戸久子です。
先日小6の男の子が体験授業に来校しました。
お父さまがアメリカ人、お母さまは7才までアメリカ、そして高校、大学はアメリカ、
その後アメリカのメディアで働いていらしたそうです!
お子さんは日本で育ったにも関わらず、さすがに英語はよくできます。
でも来年インターの中学に入ると学校についていくのが大変だから、とウザワを訪れてくれました。
日本語も英語もしっかり使えるようにしたい、
当面は来年入るインターの中学についていけるように英語力をつけてほしい、
というのがお母さまの願いです。
早速現在大学で使われているテキスト、The Story of English
(ウザワでは出来る生徒は中2から使っています)
を使って、ウザワ独特の音読、訳、暗記をしました。
なんと真っ赤になって取り組み、訳はもちろん暗記もほとんどできました!!
待っている間、お母さまと言語について色々話しました。
お母さま自身の経験談はとても興味のあるものでした。
難しいものを入れるととても効率はいいこと
(難しいものの中には易しいものが含まれるので)、
英語が日本人にとって難しいのは歴史と文化が違うから、
バイリンガルの人が日本語を話すとおしとやかになり、
英語を話すと人格が変わってアグレッシブになるなど、ウザワのやり方が自分の経験とぴったりだ、
と言ってくれました。
ウザワの理論を分かってくれる人がいる、と話しながら感動していました!
そして結論は
「歴史や文化を全く考慮しない日本の英語教育は間違っている、ことばはそんなに簡単ではないですね。」
ということでした。
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うれしい事がありました!
- 2009-05-18 (月)
- 未分類
今週も又一週間が始まりましたね!
週末の東京はものすごい風で荒れた天気でした。
新型インフルエンザが心配ですが、手洗い、うがい、マスクで何とか乗り切りたいですね。
何と!本日薬局に行きましたらマスクがすべて売り切れでしたぁ!ビックリ!
こんにちは。
ウザワシステム教育研究所 代表の鵜沢 戸久子です。
先週とても嬉しいことがありました。
小2で入会し中学に入るまで何と!毎週土曜日、足利市から往復4時間かけて
英語と国語に通っていた生徒さんがいました。
あまり遠いのでこちらが気になり、通信講座を勧めましたが、
本人ウザワに行きたい!と言って淡々と通って来ました。
地元の私立中受験のために塾に入ったら、国語は断然トップ、受験には余裕があったようで
6年生の間も土曜日にはしっかり4時間勉強して帰っていきました。
中学に入ってみれば英語もダントツ、本当に帰国子女みたいな英語力をつけています。
中学になっても春期講習や夏期講習には東京の親戚に泊まって来たりしていました。
その彼女が、中2になって部活を止めたので、講習以外にも又土曜日など時々来たいとのことで、
昨日突然現れたのです!
そして楽しそうにもたっぷり勉強して帰っていきました。
久しぶりでも英語も国語もまったく衰えていなくて、講師たちはとても喜んでいました。
小学生で大きな知識を入れておけば、中学、高校だけでなく,一生モノの力になりますね
講師たちはいつも生徒たちを羨ましがっていますが、私もウザワの生徒のような教育を受けていたら、
違って人生になっていただろうなぁ、とよく考えます。
小学生から漢文を読んでいますので、大学受験の時には生徒たちは漢文はほぼ満点を取っています!
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よい英語の発音って!?
- 2009-05-15 (金)
- 未分類
今日の東京はとってもさわやかな一日です!
ウザワシステムの教室は新宿から2駅、幡ヶ谷駅から徒歩3分位のところにあります。
甲州街道沿いのビルの2階ですので、殺風景ではありますが、
道一本入ると緑も多く、今日のような天気の日はお散歩したくなってしまいます
こんにちは。
ウザワシステム教育研究所 代表の鵜沢 戸久子です。
今回もまたまた発音の続きの話しをさせていただきたく、宜しくお願いします。
皆さん「よい英語の発音」とはどんな発音でと思われますか?
発音がよいとか悪いとかよく言いますが、それではよい発音とはどんな発音でしょうか?
昔の生徒で低学年までスイスのインターナショナルの小学校に通っていた帰国子女がいました。
中1でウザワに入り、素晴らしい英語力をつけました。
東大の大学院まで進み、政府系金融機関で働いていました。
今回転職するということで先日久しぶりに会って色々な話をしました。
彼女は電話を通して世界中と証券の仕事をしていたのですが、
どんな国の人にも彼女の英語は通じて評価が高かったそうです。
ただ彼女の方は、その国のことばを全く知らない国、
例えば東欧などの人の英語を理解するのに苦労したそうです。
彼女が始めて習った先生はイギリス英語だったそうで、帰国して東京の私立中学に入った時、
can’tを「カーンt」と発音して何度も直されたとか
しかし彼女の英語は一貫してとても聞きやすい、明快な発音でした。
日本人が目指すのはそういういわば「ニュートラル」な発音だと思います。
ある程度英語を勉強した人となら、世界中の誰にでも分かってもらえる英語です。
私はずーとそれを目指して英語を教えてきましたが、ある程度は成功していると思います。
英語を使って仕事をしている卒業生達が皆、世界の人に通じる英語を使っていますから。
もっと身近なことでは英検のリーディングの成績ではみんな4、か5(5段階評価)がついています
多くの帰国子女も通塾! ウザワシステム教育研究所 http://www.uzawa.co.jp/system.html
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英語の文字には日本語のシステムがくっついている
こんにちは。
ウザワシステム教育研究所 代表の鵜沢 戸久子です。
今日も発音の話の続きのお話です。
実は発音の問題を解決するのはとても難しいのです。
面白いことに、日本人は英語の文字を読む時にすでに日本語の音声システムが働いてしまうようです。
須賀敦子さんの随筆に、学生時代にシスター指導で劇をするくだりがありますが、そこにこんな一節が
書かれています。
「最初に顔合わせというのがあったとき、台本はいっさい見せない、日本人は書いたものを見ると、おかしな発音になるからというシスター・フォイの宣言にはびっくり仰天した。彼女がワン・センテンスずつ発音するのを、まるで口うつしのようにおぼえさせるというのだ。その劇の題どころか筋さえ思いだせないのは、とうとう最後まで台本を読ませてもらえなかったからに違いないのだが、‥‥」
-ヴェネツィアの宿 文芸春秋 から-。
教育を仕事にしている私には、
そのシスター・フォイの正しさがよく分かって感動しました。
劇の内容が結局分からなかったとしても、須賀さんのあの卓越して語学力の源泉がここにあると思うのです。
本当に文字を見せていると、講師も生徒もジャパニーズ英語から脱することができません。
だから私も、英語の文字を見せず、日本語の訳を見せながら、あるいは何も見せずに、
ひたすら英語を読むことで、多くの生徒や講師の発音を改良してきました。
*ウザワでの読み指導(発音指導)の風景。(左が講師、右が生徒)
ことばの臨界期を過ぎた高校生や大人は、テープを聴いても、外国へ行っても、発音は直らない、
文字を読んでいたら決してジャパニーズ英語は直らない、と確信しています。
中々信じてもらえませんが。
発音指導に定評のある! ウザワシステム教育研究所 http://www.uzawa.co.jp/system.html
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日本の英文科の英語教育って・・・。
いよいよ夏到来!昨日は暑かったですね~。
これから梅雨まではさわやかな暑さでとっても良い季節ですね(^^)
こんにちは!
ウザワシステム教育研究所 代表の鵜沢 戸久子です。
今日は日本人の誰もが気になる「発音」について一つ・・・。
日本の大学の「英文科」というのは何を教えるところでしょうか?
今年も、新しい講師、そして新しい高校生が入ってきています。
又当分の間、彼ら、彼女らとの発音についてのバトルが続きそうです。
英文科を出ていても、そして1,2年の留学を経験していても、子供の頃によい英語に触れていない限り、
結構ジャパニーズの講師が多く、これからしばらくは先輩たちが総がかりで発音改良に
取り組むことになります。
発音が悪い、と言われると大変自尊心が傷つくらしい、ということに大分前から気付いています。
結局人間は聞いたように発音するわけですから、英語の音声システムが脳の中にできていなければ、
脳は日本語の音声システムの中に似た音を探して納得するようです。
本人は聞いたとおりに発音しているので、何が悪いの!?と思ってしまうのも頷けます。
そこが大人の発音矯正の一番難しいところです。
何十年も前に私も英文科というものを卒業しました。
成績ばかりよくても、自分は英語ができると思ったことは一度もありませんでした。
自信があったのは日本語訳ばかりです。
100%日本語回路の英語を勉強していたのですね。
仕事を始めて自分で英語を勉強するにつれて、あの大学の英語教育とはなんだったのだろう?
と思いました。
月謝泥棒だなぁーと。(苦笑)
そして残念ながら非常に少ない例を除いて、現在の英文科もあまり変わっていないようです。
きっと生徒が英語の文字がちゃんと読めて、訳せていれば、発音やイントネーションを気にする先生はいないのでしょう。
生徒の英語の発音など、聴いたこともない先生が多いのでは?
日本という国はみんなで英語、英語といいながら何十年も同じコンセプト、音声無視、で日本語英語を教育をしているのですね。
まさに小学校から大学まで!!
誤解してほしくないのですが、私は別に発音のよい人は英語ができる、と言っているわけではありません。
発音はジャパニーズでも、内容のある、文法の正しい、格調高い英語を話す人の方が、
英語の発音はしていても内容のない、ブロークンな英語を話す人より、
ずっとずっと英語ができることはいうまでもありません。
でも、一人の個人について言えば、発音がよくなると急に英語力が伸びることは長年の経験で100%真実です。
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頭が硬くならない漢字の覚え方
こんにちは。
ウザワシステム教育研究所 代表の鵜沢 戸久子です。
GWもあっという間に終わり、又いつもの通りの教える日々です
さて、前回に引き続き頭が硬くならないテーマについてもう一つ。
「頭が硬くならない漢字の覚え方」
小1の後半から漢字が出て来ます。一年生では80語、二年生では160語覚えなければなりません。
みんなどうやって覚えているのでしょうか。
多分漢字を一語一語一生懸命読んで書いて覚えるのでしょうね。
でも少数の子供だけが覚えて、後は中々覚えられず、先生や親から、
「昨日も書いたのにどうして覚えていないの?本当に頭が悪いんだから、」などと言われていることでしょう。
きっと漢字の練習が嫌でたまらないでしょうね。
私は覚えられない方が正常かもしれない、とさえ思うのです。
というのは人間の脳はそんな風にはできていないから。
鳩はなんでも焼きつくように丸暗記するそうですが、だから鳩は鳩に過ぎない。
人間はまず全体像を把握するといいます。
だから人間はここまで進化したと学者は言います。
もしただ漢字だけを覚える子供がいたら、これは鳩のような焼付け暗記かもしれない、
全体を入れることにも力を入れなければ、と考えた方がいい。
それでは、人間らしく漢字を覚える方法とは何かです。
何度も何度もたくさんの文脈でその漢字に接して、何となく知っている、見覚えがある、
というところまで脳にインプットされた漢字を、意識してちゃんと覚える、という方法です。
これなら頭も固くならず、記憶の定着もいいはずです。
昔の子供たちが今ほど苦労せずに漢字を覚えたのは、日常漢字を目にする機会が圧倒的に多かったからです、
‘交番’は‘交番’と書いてありましたし、‘さいたま’は‘埼玉’と書いてありました。
漢字といえば少し前に話題になった漢字検定がありますが、私は常々漢字検定には少々疑問を持っていました。
漢字2級に合格しているのに漢字を正しい文脈で使えず、読解力のない生徒をがよくいるのです。
漢字がそんなに大切なら、学校ぐるみで漢検を受けさせるより、世の中にもっと漢字を多くして、
子供が自然に漢字に接する機会を増やした方がずっと子供は漢字を覚えます。
昔は自然にたくさん覚えましたから。
そこで小1には、この世の中から失われつつある方法、自然に漢字が目に付く機会を意図的に作っていきました。
もちろん’ひらがな’も知らない時期からです。
① 芥川龍之介の「蜘蛛の糸」を分っても、分らなくても、音読する、そして書写をする。楽にできるように点線を書いてやる。
② 桃太郎の本を音読して、ところどころ漢字のカナ付けをしたり、易しい漢字を埋める、但し絶対に強制しない。できないところ は見て書く。
③ 漢詩を白文のまま音読する
④ ひらがなを書く
⑤ 6月から少しずつ小1の漢字を読む
⑥ 9月から漢字を書く
⑦ 漢字ドリルを使う
ここまで漢字に親しませていきますと、まさに潜在的になんとなく知っている漢字が増えていきます。
そんな漢字の土壌の上に、小1の漢字を意識して覚えさせますから、11月には同じ方法で小2の漢字に入ることができました。
こうして生徒の中で一年生の漢字が分からない、書けない、という子どもはいませんし、
彼らはずっと学校の漢字には困らないだけでなく、難しくなるほど、潜在部分が生きてきて、
一生漢字には苦労しないだろうと期待しています。
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