- 2012-01-19 (木) 18:08
- 教育
身体の不調から、集中力の低下が引き起こされることは周知の事実ですが、歯並びが悪いことで学力低下につながることもあるといわれています。
テレビ番組などでも何度か検証されていることもあり、毎回歯並びが悪い方が勉強に悪影響を与えるという結果が出ています。
では、歯並びの悪さは具体的に、学力にどのような影響を与えるのでしょうか?
まず知っていただきたいことは、歯並びの悪さが、直接的に影響を与えるわけではないということです。歯並びが悪くても、本人がそれを気にしていなければ何ら問題はないのです。
しかし、かみ合わせが悪かったり、口の中で違和感があるような状態を常に感じていると、それがストレスになります。
人間の身体は、ストレスを感じると防衛手段として脳内で「コチゾール」という物質を分泌します。コチゾールが分泌されると、脳の一部である「海馬」の機能が低下してしまいます。海馬は、人間が見たり聞いたりしたものを覚えておく「記憶」の保管庫であり、ここに貯めてあるストレスを忘れさせることにより、ストレスを解放しようとするのです。しかし、歯並びの悪さがストレスになっているのなら、コチゾールは日常的に分泌されていることになります。海馬の働きを低下させ続けていることで、同時に記憶力も低下させてしまうのです。
そのままコチゾールが分泌され続けると、海馬の細胞は破壊されてしまい、本来覚えておかなければならないことや、今聞いたり見たりしたものでさえすぐに忘れてしまう短期記憶障害にもなりかねません。
これは極端な例ですが、歯並びが常にストレスになっているとしたら、記憶力に影響を与えているといっても過言ではないのです。
また、常に歯並びを気にしているようでしたら、それはやはり集中力の妨げにもなります。他にも、食事への影響、顔のゆがみへの影響、歯ぎしりや指しゃぶりなどの癖への影響など、直接的に影響を及ぼすこともあります。
集中力に欠けることが多いとき、記憶力が低下していると感じたときは、歯並びの悪さが間接的に学力低下に影響を与えてしまうことを疑ってみてもいいのではないでしょうか。
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