- 2011-02-07 (月) 10:14
- 教育
平成23年4月に小学校の、24年4月に中学校の新しい学習指導要領の全面実施があります。
学習指導要領とは、文部科学省が告示する教育課程の基準であり、1単位の時間数やコマ数、履修授業、必修授業などが定められているものです。
今回の改訂では、確かな学力・豊かな心・健やかな体の調和により、生きる力を育むことを目指しています。
今までは学力向上を目指した改訂が主に行われてきましたが、今回は学力向上に負けず劣らず、体力の向上・道徳心の育成をいっそう各学校に求める内容となるようです。
こういった改訂の中で、一番気になる科目は「体育」ではないでしょうか。
毎年行われている全国体力テストの結果から、ここ数年間は小・中学校の体力・運動能力がほぼ横ばいであることが明らかになりました。
体力の向上に目覚しい成果を上げている学校がある一方で、一部の学校では体力の低下に悩まされていることがわかります。
これまでも、小学校高学年で、体づくりを基本にした運動が行われていたのですが、今回の改訂では、このような運動を1年生から全学年で実施することにし、体力の低下に早い時期から歯止めをかけようとしているようです。
また、他の教科では言語力・活用力を育成するための授業内容の取り組みが見られましたが、運動の仕方や体力を低下させないための工夫などが、体育の授業にも盛り込まれていくのではないでしょうか。
近年の子供たちは、保護者の方々の子供のころに比べると、体を動かして外でめいっぱい遊ぶ、というような環境が減少してしまっています。
残念ながら、大人が意識して、そのような環境を提供していかなければ、体力の低下を導くことは避けられないのです。
勉学に励み、受験などに備えるためにも、体力はなくてはならないもの。
大切なときに体を壊してしまっては、元も子もありませんので、幼いころから、体づくりを意識して行う必要があるでしょう。
学校だけでなく、地域やご家庭で協力し合いながら、子供たちの体力、生きる力を育む環境を心がけたいですね。
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