日本語を習いたての外国人が丁寧な日本語を話す時に、不自然に感じることがよくあります。それは、現代では使われていない丁寧な日本語を話しているからです。
同じく日本人が英語を話す時も、堅苦しくない程度の表現で会話をした方が、よりネイティブに近づけるといわれています。
留学をしたり、身近にネイティブがいる方はご存じだと思うのですが、ネイティブは時々教科書では使わない砕けた言い方をすることがあります。
それが英語のスラングというものです。
スラングとはもともと、同一の生活環境の中で過ごす人達だけが使う俗語のことです。
日本でいう流行語や、若者が使い年配の方が理解できないような言葉も、このスラングに当てはまります。
英語でもスラングを使用することにより、よりネイティブに近づくことができるのですが、スラングは流行語と同じように、時間がたてば古くなってしまうことがあります。日本で覚えたスラングを現地で使う頃には、もう誰も使っていない、ということがよくあるのです。
また、限られた地域でのみ使用されていることが多いので、アメリカの中でもカリフォルニア州ではほとんどの人が使用しているのに、別の地域に行くと誰にも通じないということも珍しくはないことでしょう。
スラングを使用することによってネイティブに近づけるのならば、勉強した方がいいのかと思いがちですが、スラングは勉強する必要はないものといえます。
英語のスラングには、特に下品なものが含まれることが多いのです。また、人種に絡んだスラングも使用されていることも多く、覚えたからといって意味も知らずに使用してしまうと大変危険です。
外国人が現代では使われていない丁寧な言葉を話すことは不自然ではありますが、同時にとても美しいことです。
日本人すら忘れてしまった丁寧な言葉を話していることは、日本人としてもとても勉強になることです。
あえてスラングを勉強するのではなく、正しく丁寧な言葉を話すように心掛けていきましょう。
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