高校入試では、ご存じの通り試験の点数と内申書の点数により合否が判定されます。内申書は調査書ともよばれ、中学校側が高校側に、その生徒がどのような状況だったかを報告するもののことをいいます。そのため、推薦入試の場合は内申書の点数の比率が高くなります。
このように、内申点は受験には欠かせない点数なのです。子どもの内申点を、どうにかアップさせたいと思われている親御さんもいらっしゃるでしょう。
それでは、内申点はどのように定められているのでしょうか?
内申点は、成績や授業態度を点数化したものです。
中学で教える9教科、国語・数学・理科・社会・体育・英語・音楽・美術・家庭科の成績を10段階によって点数化します。この点数は、通知表の点数がそのまま反映されます。また、学力検査で点数付けできない実技4教科は内申点が2倍になります。そして9教科の内申点と、国語・数学・理科・社会・英語の学力検査の点数が足され、点数の高い順に合否判定をつけていくのです。
内申点といえば行動や性格の評価と勘違いしている方も多いようです。しかし、行動や性格が点数化されることはありません。欠席や遅刻が目立つようでしたら不利にはなりますが、よほど無断欠席や遅刻が目立たない限り、それが合否に影響するということもないのです。
学級委員長や部活などの特別活動も積極的に参加し、好成績を残すことにより、内申点は有利になります。
また、「基本的な生活習慣」「責任感」「公共心」などの項目で、普段の生活態度を3段階にわけて評価します。これもよほどのことがない限り、最低点をつけられることはありません。
大切なのは、やはり学力の面だといわれています。
内申点は都道府県により、3年次だけでなく、1、2年生の時の成績が影響することもあります。例えば、東京・大阪は3年次だけの成績で内申点がつけられます。それに対し滋賀や広島は1~3年生までの成績で内申点をつけられるのです。県によっては1年生の頃からの授業態度によって、高校の選択が広がることもあるのです。詳しくは、教育委員会のページで調べてみましょう。
内申点をアップさせるためには、苦手な科目こそしっかりと受けることです。通知表の数字を「4」から「5」に上げることは難しいことですが、「2」から「3」に上げることはそれほど難しくはありません。
苦手な教科こそ、一生懸命取り組み、少しでも内申点をアップさせていきましょう。
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