こんにちは。
ウザワシステム教育研究所 代表の鵜沢 戸久子です。
世の中はすっかりGW気分ですね![]()
ウザワも授業は来週火曜日までお休みです。
先週から社内で胃腸炎が流行り、すっかり更新が遅くなってしまい失礼致しました。
さて、今日は 「頭が硬くなるのはどうして?」 についてお話したいと思います。
40年以上も子供たちと接していますが、生徒の頭は年々硬くなってきています。![]()
訳語が不適切だと指摘すると、「わかりました」と言って、それだけ変える。
例えばI remember the first few weeks with some distinctness.の訳として、
「私は最初の2,3週間の違いを覚えている」などと訳します。
多分distinctを辞書で引き、異なった、という意味を見て、それに合わせた訳にするために
邪魔になるwith やsomeは見ないようにしているのでしょう。![]()
一つの単語に固執して全体の訳をそれに合わせようとする生徒は結構よくいます。
文脈に合わないからdistinctnessに別の意味はないか、とは考えもしない。
そこで、distinctには明確な、という意味があると教えると「分りました」と言って、
「私はそれらの明確さを覚えている」と書いてくる。
単語一つの意味を変えれば全体が変わるとは思いもしない。
まさに一対一の対応しか出来ない脳になっています。
「一つ変わればそれにつれて認識のシステム自体が変わる、」と、飽きもせず言い聞かせている日々です。
あまり期待はできないと知りつつも。![]()
そんな高校生と日々戦っていて、何故彼らはこうなってしまったのか、と考えてしまいます。
中学生でも、特に中学受験をした生徒には圧倒的にこの種の生徒が多い。
小学生でも高学年だと結構いる。
結局小1からなら、なんとかなるのではないかと思うようになりました。
そこで5年もやれば何かが見えてくるのではないかと期待して、
去年から本格的に「豊かな認識があって、頭の柔らかい人間を育てる」プログラム
に着手した次第です。
ところが結構この一年でも見えてきました。
その一つは、「認識ゼロのものを丸覚えで暗記すると頭が硬くなる、」という事実です。
昔に比べて今の高校生・中学生の頭は圧倒的に硬くて、社会性も弱い、とよく言われますが、全くその通りです。
それはゆとり教育で世の中の知識がほとんどないまま、小さな知識を丸覚えし、或る時期から突然受験で
多くの知識を詰め込まれて丸暗記したから脳がすっかり硬くなってしまった、と断言できます。
それなら一体どうしたら子供が勉強が嫌にならず、頭も硬くならないで受験に耐える知識を増やしていくことができるのか!
そんな方法があるのか!と言われそうです。
答えは![]()
「無意識にどんどん知識をインプットして、なんとなく知っている知識を増やし、
それからその中のいくつかをちゃんと覚えさせる、覚えても安心せず、
何度も繰り返してその回路を強化していく」
という方法です。
そうすれば、どんな子供でも相当の知識、しかも長続きのする知識を会得していきます。
去年の小1たちは一年経ってみて、頭は柔らかいまま、随分色んなことを知るようになっています。
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