いよいよ2011年から、小学校での外国語活動が必修になります。
文部省の調査によると、全国の公立小学校のうち、なんらかの形で英語活動を実施している学校は平成19年度の時点で97%以上に及んでいたようです。
しかし、活動内容を具体的に調べてみたところ、週に2回学習を行っているところもあれば、年に1回コミュニケーションという形で外国語活動を行っているところもあるのだとか。
その活動の頻度が学校ごとに大幅に異なるため、このばらつきを解消しようと、23年度からは一定の基準のもので、全国の公立小学校、5、6年生で、週1回の外国語(英語)活動が必修として行われることに決定されたのです。
小学校での外国語の活動の目標は、「コミュニケーション能力の素地を育むこと」です。
小学校では、英語の教育よりも国語の教育が先ではないか?という声もありますが、国語の学習に支障が出ることはないでしょう。
小学校のうちに外国語に触れることにより、子どもたちは今使っている日本語と他の言語の違いを意識し、言葉に対する意識が向上することも考えられます。
また、日本語と外国語だけでなく、算数や社会など全ての教科がお互いに関連しながら、子どもたちの言語力を総合的に伸ばしていきます。
国語を伸ばすために国語の授業だけに力を入れることよりも、様々な学習をしていくことで、国語の学習にもつながるはずなのです。
しかし、小学校の外国語活動だけで英語力が伸びるか、といったらそうだとは言い切れません。
小学校では、外国語活動を教科としてではなく、領域として位置づけられます。
そのため、英語のスキルを伸ばすための学習はしません。
単語のスペルを覚えさえることもしませんし、そのスペルを書けるかどうかのテストを行うこともないのです。
評価の仕方は、「一生懸命活動に取り組んでいた」「楽しそうに取り組んでいた」などに留まります。
ですから、本格的に外国語、英語を伸ばしたい、というご家庭は、やはり学校以外のスクールなどで学習する必要があるでしょう。
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