- 2012-02-06 (月) 14:20
- 国語
国語力があるにもかかわらず、物語文の問題に弱いお子さんはいないでしょうか。
国語のテストで他の問題はほとんど正解なのに、なぜか物語文ばかり×をもらってしまう。
解答を見れば「ああ」と思えるのに、テストの最中にはその答えに気づくことができない…。
なぜ国語が得意なお子さんでも、物語文が不得意になってしまうのでしょうか?
よく教師が言うのは、「深読みしてはいけない」ということです。
中には、物語を読みこみすぎて、自分なりの回答を導きだしてしまうお子さんもいます。物語の登場人物を自分にあてはめて考えてしまい、「私だったらこうする」という答えになってしまうのです。または、さっき読んだ物語と混合してしまうこともあります。
自分なりの答えを導き出すことは、決して悪いことではありません。登場人物がした行為を自分なりに「私だったらこうする」と考えることは、生きていく上では大変大切なことです。
しかし、テストの解答としてはテスト作成者が求めている答えではなかったため、×をつけられてしまうのです。
国語テストの物語文の解答として正しい答えは、その文章から読みとることができ、それを読んだ多くの人が納得できる答えです。
自分なりの答えを導き出しても、それが他の人に当てはまるといったら決してそうではありません。ですから、正しい答えを導き出すためには、その文章の中から、他人も納得できるような答えとなる根拠を見つけ出す必要があるのです。
例えば、登場人物の気持ちが設問の答えならば、登場人物がなぜそう思ったのか、わかる表現を見つけてみましょう。
「顔を赤らめた」という表現があれば「恥ずかしい」気持ちでしょうし、「ガッツポーズをした」という表現があれば「嬉しい」気持ちでしょう。しかし「拳を握りしめた」などの場合は「怒っている」とも「決意をした」ともとれるので、その前後の文章やシチュエーションから他の根拠を探し出し、照らし合わせる必要があります。
物語文が苦手なお子さんは、まずはこの「根拠探し」から始めてみましょう。
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