- 2011-09-17 (土) 17:17
- 世界の教育
学力の世界ランキングがぐんぐんと上がっている国、韓国。
韓国は以前から教育熱心な国柄だといわれてきましたが、実際にどのような教育が行われているのでしょうか?
まず、韓国の母親の教育熱はどの国にも負けません。
初期教育への関心が世界の中でも最高レベルに高い国ではないでしょうか。
韓国では、0歳から教育を始めるという人もいますが、ほとんどの母親たちが2歳になる前からハングルや算数も簡単な計算を教え始めるといいます。
5歳ほどになると、ほとんどの子どもがピアノやバイオリンなどの習い事を始め、テコンドーの道場に通い始めます。
日本では、小学校はみんなで1から勉強しよう、という教育方針ですが、韓国では小学校入学時には基本的なことはすでに身につけているとみて授業を進めるため、入学前に学習をしていなかった子どもたちは最初からかなり苦しい学校生活を送ることとなります。
学校に通い始めても、遊ぶ暇はなく学習塾に通い始めます。
韓国では一般的に、住んでいる地域指定の中学に入学しなければなりません。
ソウルの江南(カンナム)エリアが教育の質が高いといわれており、中学入学前にわざわざ江南エリアに引っ越す家族も少なくはないのだとか。
教育熱が最高潮に達するのが、大学受験の時期です。
この時期、韓国のどこの高校も、夜まで学校を開放しています。学生たちは夜遅くまで学校に残り、自習をします。
「自律学習」と呼ばれていますが、ほとんど強制的に残らせる学校も少なくはないようです。
しかし、このような学習熱心な国ですから、ワイロの問題や、若年層のうつ病などの問題も取りざたされています。
これらの問題を受けてか、韓国では2012年より、すべての小中高校で週5日制が導入されるようです。
中には「今後は教育の質が低下しないか心配だ」と語っている方もいますが、韓国の現職教員のうち96.3%がなんと制度の導入に賛成しているのだとか。
2011年、日本は脱ゆとり教育元年になりましたが、韓国はどうやら日本の教育の逆をいっているといえるでしょう。
学力をぐんぐん上げながらも、様々な問題を抱える韓国の教育。
日本も韓国も、お互いに見習いたいところ、そして反面教師となる部分もあるのではないでしょうか。
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