- 2011-08-18 (木) 14:41
- 高校生
大学入学者の中で、近年増加しているのがAO推薦入試です。
近年では毎年、大学入学者数の40%程度が、AO入試か推薦入試で入学しているそうです。
大学側もこのAO推薦入試の枠を拡大する傾向にあり、これからは2人に1人はAO推薦入試を利用する時代に突入しているのです。
試験での点数で合否を分ける一般入試とは違い、AO推薦入試には、これといった指標がありません。
一般入試の対策は、苦手な分野を克服することが鉄則ですが、AO入試では、得意な分野をさらに伸ばす指導がされています。
そのため、AO入試に向いている生徒は、以下の通りです。
・苦手科目があるが、何か得意分野がある
・他の生徒よりもその大学に入学して研究をしたい、という意欲がある
・新しいものを創り出すことに意欲をもっている
このように、ただ成績が良いということではない、個性や意欲がAO入試では求められるのです。
そもそもAO入試とは、通常の推薦入試とは違い、自分で自分を推薦するというもの。
大学側が「本学が提示する学生像に合致すると思われる生徒は、推薦がなくてもいいから受験してもいい」というものです。
つまり、一般入試では図れない生徒の表現力や意欲を審査しているのです。
審査の内容は大学により異なりますが、小論文や面接が主でしょう。
AO入試の対策としては、今もっている「好きなこと」をより伸ばすこと。
そして、大学が求める生徒像に合致するよう、その大学のリサーチをし、なんとしてでも入学したいという気持ちを高めることです。
最近では、このAO入試に目標を定め、高校一年生からAO入試のための指導を行っている家庭教師や塾があるようです。
そこでは、得意分野をとことん伸ばすための指導をしてくれます。
そのため、そのような指導を受けた生徒は、得意分野を伸ばしていくことで明るく活発になるというメリットもあるようです。
苦手科目があって一般入試では不安、という方は、なるべく早くからAO入試への対策をすすめてみてはいかがでしょうか。
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