- 2014-03-07 (金) 19:43
- 教育
立命館小学校校長の深谷圭助先生が提唱している「辞書引き学習法」では小学校1年生から辞書を持つことを薦めています。
辞書の引き方を覚え始めるのは小学校3年生ぐらいですが、語彙力が増える6~8歳の年齢、つまり小学校1年生から辞書の引き方を習慣づけることで子供の向学心、好奇心を育てます。
引いたページに付箋をして項目をメモすることで、どれくらい辞書を引いたかを確認・実感できるようにしています。
「辞書引き学習法」は国語辞典での学習法ですので、小学校1年生から英語辞典を持つのはちょっと早いかもしれませんが、辞書を引くことはとても重要な学習法です。
「辞書引き学習法」では付箋をしていきますが、中学生・高校生が英語辞典を使うなら調べた単語にペンで印をつけていきましょう。
印をつければ次に同じ単語を調べた時に「あ、この単語前も調べたんだ」と気付くことができますし、何回も引いてしまう単語は自分には覚えにくい単語であるためノートにまとめておくと苦手な単語を克服できます。
英語辞典には例文も載っていますので、どんな時に使える単語なのかをチェックするのにも役立ちます。
最近は機能が充実していて持ち運びにも便利な電子辞書が普及していますが、通常の辞書を受験勉強に有効に使う方法も考えてみましょう。
もちろん電子辞書は非常に優秀な辞書ツールなので使う分には問題がないですが、学習という点で考えると分からない単語をひとつずつ辞書で引いて調べ、調べた単語にチェックを入れていった方が記憶に残りやすいです。
話が少しそれてしまいますが、昔よりも子供のために図鑑や百科事典を購入する家庭が減っているように思えます。
百科事典は全部目を通すわけではありませんが、子供が興味を持つきっかけになります。
今はインターネットが普及しているので何でもネットで調べられますが、紙媒体の辞書や百科事典で調べることも大事ですね。
インターネットの便利さも利用しつつ、学習としてしっかり記憶に残せるように紙媒体の辞書もうまく使ってみましょう。
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