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理科を、「必要な教科」と考える子どもが増加

子どもの理科離れが進んでいる、という情報を最近耳にすることがあると思います。理科離れとは、理系への進学意欲を示さず、理科的な現象に興味を示す子どもが減り、理科的な物事の理解ができなくなっているということです。

これを受けて、文部科学省が結果を公表した今年の学力調査には、国語、算数、数学、に加えて理科も対象になりました。子どもの理科離れを防ぐため、学校側でも様々な対策がとられています。

新しい学習指導要領でも、理科教育が充実していることが特徴の一つだといえるでしょう。

理科を実生活に必要なものとして子どもたちが認識するよう、実験や観察など、体験を通して学ぶ授業も増えてきました。当初問題視されていたのが、教員に文系出身者が多いことです。文系の教員に、実験や観察といった理科的な指導を行えるのかどうか不安の声も上がっていましたが、学習指導要領が新しくなってから、子どもたちの理科への興味はどのように変化しているのでしょうか。

平成21年より、理科の新指導要領は「移行措置」として先取りで実施されてきました。

その結果、平成22年度に行われた「小学校理科教育実施調査」によると、理科の学習が大切だと思っている子どもが増加していることがわかりました。

子どもたちの回答を見ると、「理科の勉強が大切だ」と答えている子どもは、新指導要領実施前は35.5%だったものが、移行処置2年目には42.4%に増加。「理科の勉強は普段の生活や社会に出て役立つ」と回答した子どもは23.3%から30.9%に増加。「実験や観察が好き」と回答した子どもは47.7%から54.3%に増加。「自分の考えで予想して実験や観察をしている」と回答した子どもは24.3%から28.5%に増加。

「理科が好きだ」との回答にだけはあまり変化が見られませんでしたが、子どもたちの理科に対する興味が高まっていることがわかります。

ただ、理系を苦手とする教員が指導した場合は、子どもたちの興味にもそれほど変化がないこともわかっており、小学校でも、理科に専科教員をつける学校が増えてきているようです。

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