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世界の教育~シンガポール~

2011年11月に発表された世界の教育水準ランキングで、日本は4位に輝きました。日本に次いで、5位になったのが、シンガポールです。

シンガポールのカリキュラム、特に小学校の算数では、その教授法が規範モデルとして国際的に採用されています。

シンガポールの教育の特徴とはどういったものなのでしょうか?

シンガポールの教育制度は、小学校6年、中学校4年、高校2年の6・4・2制です。

小学校は1~4の基礎段階と5~6年のオリエンテーション段階からなっており、基礎段階では英語、母国語、算数などの主要科目と、音楽や体育などの補助科目で授業が行われます。

小学校では、徹底的に語学を学びます。英語+母国語のカリキュラムは全体の6割近くを占めており、これは多民族国家であるシンガポールならではといえるでしょう。

オリエンテーション段階に進む前に、生徒は学習能力別に振り分けられ、より個々の能力を引き出すためのステップへと移ります。

この段階で、語学力の高いクラスと、基礎と語学を中心に学ぶ普通クラスに分けられるため、普通クラスになってしまった子どもは、上級レベルを学ぶための機会はほぼ失われてしまいます。

小学校の終わりには卒業試験があり、この成績によって中学校のクラスが「特別コース」「特級コース」「普通コース」にわけられます。

すなわち、その後の進路は、小学校入学以後の語学力に多いに左右されるのです。

中学卒業時には、Oレベルテスト、またはNレベルテストを受けます。

Oレベルテストの結果によって入学できる高校が決まります。Nテストは職業専門学校を決めるためのテストです。

このように、シンガポールは成績優秀者にこそより良い教育の機会を与えるような教育制度が構築されています。

子どもがもっと大きくなってから高度な勉強をしたいと思うことだってあるはず…と思うかもしれませんが、小さな島国であるシンガポールが生き残るために、人材育成を優先した結果が、この弱肉強食ともいえる教育制度を生み出したのです。

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