- 2013-11-11 (月) 9:07
- グローバル
OECD(経済協力開発機構)が2013年10月8日に公表した「国際成人力調査(PIAAC・ピアック」によると、日本は他の国よりも社会適応能力が高いことが分かりました。
「国際成人力調査」は今回初めて実施された調査であるため、これまでになかったデータが得られました。
「国際成人力調査」において日本は国別平均点が最も高く、社会適応能力が平均して高い国であることが分かりました。
今回の調査ではコニュニケーション能力などの項目がなかったことも日本にとって優位に働いたことは否めないものの、社会適応能力の高さは日本が教育水準の高い国であることの表れでもあります。
読解力の調査では大卒者の平均が297点であるのに対し、日本の大卒者の平均は313点と平均を上回っています。
高卒者は272点が平均ですが、日本は289点と高卒者も平均を上回っており、中卒者の平均が246点であるのに対し、日本は270点と大卒、高卒、中卒いずれも平均を上回る結果となっています。
日本の中卒者の読解力はアメリカやドイツの高卒者を上回っていることも分かりました。
日本では高校や大学に進学していなくとも、世界的な平均を上回る読解力や社会適応能力を身につけているのです。
グローバルな視点から見ても日本人の社会適応能力は非常に高く、他国よりも初期教育が充実していると言えます。
他の項目の調査結果も非常に興味深く、数的思考力の調査では、平均的に30歳前後までがピークとなって下降していくことが分かりましたが、日本は55~59歳でも思考力の衰えが緩やかであるため、定年に近い年齢になってもそれほど能力は衰えないようです。
日本では学校だけでなく、卒業して就職した後も会社などで何らかの教育を受ける機会が多く、定職に就いていない人も習い事や趣味で社会と接する機会が多いため、基礎学力を維持する能力が高いと分析されています。
学校教育だけでなく、社会に出てからも学ぶことが多いため、基礎学力を維持することが出来るのですね。
日本人はコニュニケーションが苦手であるという課題もありますが、社会適応能力が高いのでコニュニケーション能力を向上出来るポテンシャルは充分に備えていると言えます。
こうした調査結果を見ると、なんだか自信が湧いてきますね。
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