- 2013-10-11 (金) 10:08
- グローバル
文部科学省は全国学力テストと共に、英語の勉強と留学に関する児童生徒アンケートを実施しました。
アンケートによると英語を学習するのが好きと答えた小6は76%となっており、中3は53%と小6よりも2割ほど下がっています。
中3になると受験のための英語が入ってくるので、英語を学習する楽しさが下がってしまうのかもしれませんね。
将来海外留学したいかどうかについてのアンケートでは、「したい」と答えた小中学生は共に30%台という結果になりました。
3割の小中学生は海外留学に対して前向きに考えていますが、7割の小中学生が海外留学に対して消極的であるようです。
外国人と友達になりたい、外国のことをもっと知りたいかどうかのアンケートに対しては、小6は71%、中3は61%と海外留学に比べて肯定的な回答が返ってきました。
海外留学に対しては消極的ですが、外国に対する関心や知りたいという気持ちは高いようです。
このアンケート結果から、英語を学ぶのは楽しい、外国のことをもっと知りたいけれど、海外留学には消極的であるという傾向が強いことが分かりました。
英語や外国に対して関心はあるものの、実際に留学することはあまり考えていないという傾向は大学生だけでなく小中学生の時点からの傾向であると言えます。
英語の学習が好きと答えた児童が多かったので悲観的にならず、もっと海外留学の魅力や世界に視野を広げることの楽しさを伝えていくことが必要だと感じます。
外国人と友達になりたい、外国のことをもっと知りたいと答えた小中学生は半数以上を占めていますので、積極的な海外留学の後押しはまだまだこれからだとも言えます。
小中学生だと具体的に海外留学をするというビジョンがまだ持ちにくいということもありますし、具体的な海外留学の内容をよく知らないことも要因と考えられますので、海外留学について教える機会を設けることが必要であると感じます。
将来の海外留学を目標にすることで英語に対する学習意欲、モチベーションが高まることが期待されます。
英語の学習だけでなく、海外の魅力や文化を教えていくことで海外留学を前向きに考えてくれればと思います。
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